「さっぽろ雪まつり」は自衛隊の訓練です!? 実はある“戦闘との関連性” 想像以上にガチだった!

さっぽろ雪まつりに自衛隊はなぜ協力するのでしょうか。実は大雪像の制作はひとつひとつの工程が「訓練」になっているのだとか。実は、雪像制作と冬季の戦闘行動は密接な関係があるのだそうです。

ダンプによる雪の輸送も訓練のひとつ

 準備段階からは、自衛隊のダンプトラックが連日のように綺麗な雪を会場まで運んできます。多い時には延べ300台分の雪を持ってくるということですが、多過ぎて雪の量がイメージできないほどです。

 なお、この雪の運搬も実は輸送訓練を兼ねています。滑りやすく、危険をはらんだ雪道を安全に行き来するには、相応の運転技術が必要です。雪道に慣れている隊員でも、こうしたイベントの支援で交通事故を起こすワケにはいきません。そのため、こういった場所でノウハウを習得することで、雪道での運転技術を向上させることができます。

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安全運転を心掛けながら、大量の雪を運ぶ陸上自衛隊のダンプトラック。これも訓練の一環(画像:陸上自衛隊第11旅団)。

 また、防寒対策についても学ぶことができます。前述した通り、素手で氷のブロックを扱うこともあることから、しもやけや凍傷などを予防・処置する知識も身に付きます。さらには、寒い場所では汗をかいてしまうと、止まった時に身体が汗で冷やされてしまうため、低体温症を予防するための処置も学ぶことができるでしょう。

 冒頭に述べたように、雪像の制作は夜戦築城、すなわち土木訓練も兼ねていますが、それ以外の部分でも自衛隊の雪中における活動ノウハウを構築するのに必要な訓練を兼ねていると言えるでしょう。

 その雪中活動のノウハウが凝縮されたもののひとつといえるのが、雪洞(せつどう)作りです。

【まるでコンクリ!】これが自衛隊の雪による家づくりです(着手から完成まで)

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