日本の「ドライブスルーの元祖」とは? ハンバーガー店じゃなかった!? 意外すぎる“先駆者”とは

ハンバーガー、フライドチキン、牛丼、うどんなど様々な食品がクルマに乗りながら購入できるドライブスルー。このサービスを日本で始めた企業はどこだったのでしょうか。

「アメリカ流のシステムが必要」と新潟のお店が設置!

 もうひとつの国内ドライブスルー発祥の店といわれる「フレンド」は、2024年現在も新潟県長岡市を中心に展開しているファーストフードチェーンで、新潟県民のソウルフードともいわれる「イタリアン」を提供する店として、新潟市の「みかづき」と並び有名です。

 フレンドの創業者である木村政雄さんは、アメリカに研修旅行へ行った際、同地のファーストフードチェーンで取り入れられていたドライブスルーを見てカルチャーショックを受けたことが、誕生の大きなきっかけになっているそうです。

 木村さんは現地のドライブスルーを見て「クルマ社会の発展のため、日本にも必要だ」と確信。1976年に長岡市の喜多町店に初めてドライブスルーを設置しました。

 日本国内の飲食店で明確に、「クルマに乗りながら買い物ができる店」を意識したのはフレンドが初といわれており、飲食店業界では同チェーンを“ドラブスルーの元祖”として推す声も大きいです。しかし、チェーンを展開している株式会社フレンド本部は、「かなり早い時期にドライブスルーを始めた」という点については認めているものの、自社が元祖であるという明言はしていません。

全国的に普及させたのはあの有名チェーン

 国内に大規模かつ広域にドライブスルーを日本国内にもたらしたのは、世界的なファーストフードチェーンである「マクドナルド」です。

 マクドナルドは、日本初の本格ドライブスルー店舗を1977年10月に環八高井戸店(東京都杉並区)に設置したと公式ホームページで紹介しています。マクドナルドの国内進出が1971年ですので、比較的早くドライブスルー店舗を開始したことになります。

 この環八高井戸店は残念ながら1991年に閉店となっていますが、開店当時は高速道路の入り口に近い店としてかなりの賑わいを見せていました。さらに当時の新聞では、新店舗がドライブスルー店であることを強調する広告戦略も展開。日本国内に「ドライブスルー」という言葉を定着させる一因にもなります。

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マクドナルドに設置されたドライブスルーの一例(画像:日本マクドナルド)。

 2024年現在では、「ドライブスルーATM」や郵便局の「年賀状引受ドライブスルー」、コロナ禍では「ドライブスルー図書館」なども登場しました。今後もドライブスルーは発展・拡張の可能性を秘めています。

【了】

【予想外すぎる!】これが、ドライブスルーでメガネが購入できるお店です(写真)

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ミリタリー、芸能、グルメ、自動車、歴史、映画、テレビ、健康ネタなどなど、女性向けコスメ以外は基本やるなんでも屋ライター。一応、得意分野はホビー、アニメ、ゲームなどのサブカルネタ。

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