敦賀‐福井に「快速」新設&大増便! サンダーバードなくなり時間短縮も 新ダイヤの内容は

新幹線への乗り換え時間は7~25分が確保されます。

普通(快速含む)は+29本/日に

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ハピラインふくいの車両イメージ(画像:ハピラインふくい)。

 JR北陸本線の敦賀~大聖寺間は2024年3月16日(土)、北陸新幹線の敦賀駅延伸に伴い、運行が第三セクターの「ハピラインふくい」へ移管されます。これにより大阪・名古屋~金沢間などを結ぶ特急「サンダーバート」「しらさぎ」が敦賀駅止まりとなるため、ハピラインふくい内では特急列車の待避がなくなります。

 新ダイヤでは、朝・夕時間帯の敦賀~福井間に快速列車が新設されます。本数は朝・夕とも4本ずつ。通勤・通学の利便性向上を図るとしています。なお、最終「しらさぎ」廃止に伴う代替列車に接続する列車としても、敦賀発 福井行きの快速が1本設定されます。

 快速は途中、南条(もしくは今庄)、武生、鯖江の各駅に停車。現行のJR北陸本線に快速はないため、敦賀~福井間を料金券不要の列車(普通)で移動すると約50分かかりますが、ハピラインふくい開業後の快速では約40分となります。

 普通列車は福井駅周辺を中心に、上下合わせて20本が増便されます。快速との合計では現行より29本増の131本/日に。また各駅間の所要時間も短縮され、例えば福井~金沢間の移動では、現行の103分から77分となります。

 午前9時から15時台のデータイムでは、毎時一定時刻に発着する「パターンダイヤ」が導入され、分かりやすいダイヤに。なお、IRいしかわ鉄道との相互直通運転、JR越美北線の福井駅乗り入れは継続されます。

【了】

つまり… けっこう便利になる新ダイヤ(図解)

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