「核ミサイル基地」監視用の新型ヘリコプターが到着「あらゆる面で性能が向上」米空軍
ISBM発射基地の監視用。
最初の「グレイウルフ」ヘリコプターが納入される
アメリカ空軍は2024年3月9日、モンタナ州マルムストローム空軍基地でMH-139A「グレイウルフ」ヘリコプターの到着式を行ったと発表しました。
同機は3月6日に、ボーイングから同基地に納入されたそうです。大陸間弾道ミサイル(ISBM)発射基地を監視するアメリカ空軍のUH-1N「ツインヒューイ」の後継機として、2018年9月に採用が発表されていました。
同機の原型は、イギリスやイタリアに拠点を置くヘリコプター開発・製造メーカーのアグスタウェストランドが開発した中型ヘリコプターのAW139です。
MH-139Aは、現在運用しているUH-1Nよりも航続距離や重量物吊り上げ能力が優れています。なお、愛称である「グレイウルフ」は、北アメリカ大陸北部に生息する狼に由来。
アメリカ空軍は「ミサイル分野のセキュリティ要件も満たしながら、速度、射程、寿命、耐久性の向上により、核セキュリティと政府活動の継続をサポートします」と発表しています。
【了】
コメント