クラシックカーの天国? いいえ「クルマの養老院」すんごい台数! それは冗談から始まった!?

福島県の海沿い、いわゆる浜通り地域に東北随一の自動車博物館があるそう。ここには100台近くの様々なクラシックカーが収蔵・展示されていますが、ここまで増えたのはオーナーの思いつきが始まりだとか。行ってハナシを聞いてきました。

「クルマの老人ホーム」だから激レア車も

 ここ「オールドカーセンター・クダン」は、「クルマの養老院」というユニークなコンセプトを掲げています。

 博物館のオーナーがクルマをコレクションするなかで、「好きで買ったんだが、自分のところでは埃まみれでね。君のところなら磨いてもらえるから」といった理由で、時には捨て子同然に置いていかれるなど、さまざまな事情で預けられたクルマが集まったそう。それならいっそ「クルマの養老院」を作るかと、冗談交じりに言ったのがきっかけで形になったとのことでした。

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オールドカーセンター・クダンの館内には80台以上の展示車両が並ぶ(石津祐介撮影)。

 そんな事情もあってかオープン以来さまざまな車両が持ち込まれたそうで、持ち込みが困難な車両は館長自ら引き取りに行くこともあるのだとか。現在も「手塩にかけた愛車を引き取って欲しい」と問い合わせも多くあるそうです。なお、館内の展示車両以外にも、展示待ちで整備中の車両が数多く控えています。

 館内で目を引いたのが、1950年代から60年代にかけてのアメリカ車。GM(ゼネラル・モータース)の「キャデラック」や、フォードの「マーキュリー」、そして「サンダーバード」など、いわゆる「デカくて強いアメ車」がズラリと並んでいるのは、さすがに壮観でした。

 5000~6000ccを超えるような大排気量エンジンを搭載した車両に、筆者は当時のアメリカの勢いを感じました。一方、ヨーロッパ車は質実剛健とも言えるベンツのコレクションを始めとして、冷戦時代の東西ドイツの個性的なメーカーや、イギリスのジャガー、そしてロールスロイスの歴代モデルなどが並んでいます。

【画像】冷戦期に造られた東西ドイツ双方の激レア車も!「オールドカーセンター・クダン」の展示をイッキ見

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