寝台特急の大人気個室「シングルツイン」どう使う? 2人用にも1人用にも“変身” 「サンライズツイン」よりも景色イイ!?

天井が高い!

 2段寝台で、上段寝台は上に折りたためます。寝台幅は下段の広い部分が70cm、狭い部分が61cm、上段は広い部分で69.5cm、狭い部分で59.7cmです。下段寝台の横にはコップ2つとドリンクホルダー、ゴミ袋があり、その下がミニテーブルです。大きさは幅26.8cm×奥行36.5cm。下段寝台はミニテーブルに腕を逃がせるので、上段寝台よりやや姿勢の自由がききます。ただ、上段寝台は天気がよければ電気を消して、寝ながら星空が見られます。

「サンライズツイン」の寝台幅は62~77cm(筆者実測)なので、「シングルツイン」は寝台幅では劣ります。寝台の長さは196cmです。

 床から上段寝台の底までは135cm、上段寝台から天井までは101cmあります。どちらも座っていれば楽に着替えができます。個室入口部分の天井高さは236cm以上あり、余裕で立つことが可能です。長いものを持ち込むなら、天井高さ184.5cmの「サンライズツイン」より有利です。

 寝具ですが、枕は47×24cm、高さは10.5cmです。誤差かもしれませんが「サンライズツイン」の枕は47×20×10cmで、別物と感じます。

 下段寝台部分の側窓は、縦58.9cm×横118.8cm。上段寝台の側窓は縦80cm×横118.8cmです。どちらも窓の縁には、幅10.5cmの小テーブルがあります。

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個室入口部分の天井高さは236cm以上ある(安藤昌季撮影)。

 荷物置場は充実しています。下段から上段に向かう階段は、荷物置場としても機能しています。階段の1段目は奥行51cm×横幅32cm、2段目は奥行45.4cm×横幅32cm、3段目が奥行30.3cm×横幅32cmです。各段の高さは34cmでした。1段目の奥にコンセントもありますが、位置的に上段寝台でスマートフォンを使う場合などは、延長コードが必須となります。

 上段寝台の位置、中央通路の上部分には荷物置き場があります。ここは奥行36.3cm×横幅69.8cmです。「サンライズツイン」の荷物置き場は奥行22cm×横幅58cmなので、階段部分と合わせた収納力では「シングルツイン」がやや上回ります。

わずか8室! 「シングルツイン」を見る(写真)

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