ついに所要16時間半! 年々延びる臨時「サンライズ出雲」に乗ってみた どうりで時間がかかるワケだ!

普通列車にさえ抜かれる!

 新見駅を出ると高梁川を連続で渡り、17時33分、方谷駅に運転停車。35分に普通列車と交換後、47分出発しました。17時52分、備中川面駅に運転停車し、ここでは273系「やくも21号」と列車交換。発車は56分でした。

 18時7分、備中高梁駅に到着。14分間停車します。多くの人がホームに降りたのは、381系特急「やくも24号」の追い抜きを見るため。なお、普通列車とも交換しました。

「やくも24号」は国鉄色で、20名以上の撮影者がホームに集まっていました。先頭は改造車のクモハ381形、最後尾はオリジナルのクハ381形で、後ろの方が国鉄感高め。日没にならず、ほっとしました。18時なのにカーテンが降りた個室があるのが不思議でした。

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倉敷~岡山間で多くの列車とすれ違う(2024年5月、安藤昌季撮影)。

 備中高梁~倉敷間は所要29分で、定期「出雲」の26分と大差ありません。これは複線区間で、列車交換に伴う停車がないためです。18時50分に倉敷駅着。水島臨海鉄道の国鉄形キハ37・38形が停車していました。51分に発車すると日没です。

 18時57分、中庄駅に運転停車。6分後の19時3分、なんと「普通列車」に抜かれました。発車は19時8分でした。

 岡山駅着は19時21分。ここでは5分間の停車です。停車した3番のりばには5・7号車付近に自販機がありましたが、売店はありません。

【これは納得…】臨時サンライズが長時間になるワケ(現場写真)

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