「高速や駅に市名を!」関越道のIC、11月に改称実現 その経済効果は?
関越道の小出ICの名称が変わります。
関越道の小出ICを改称
NEXCO東日本新潟支社は2024年8月1日、関越道の小出IC(新潟県魚沼市)を「魚沼IC」に改称する日が11月1日(金)に決定したと発表しました。
小出ICは1982年、新潟県小出町(当時)に開設されました。
この小出ICがある魚沼市はコシヒカリの産地として知られていますが、市内に「魚沼駅」や「魚沼IC」はありません。
そのため、交通の要所に「魚沼」の文字を入れて誘客や地域活性化につなげようと、2023年5月、市や県、市商工会連絡協議会、市観光協会、NEXCO東日本などで構成する名称検討協議会が設立され、小出ICの改称を検討してきました。
同じ市内の堀之内ICについては、ブランドユリの生産地として名前が定着してきていることからそのまま継続し、認知度が比較的低い小出ICの名称を変更することにしたといいます。
市によると、改称に伴う標識変更などの費用は約3億円を見込んでいますが、一方でこれによる経済波及効果は直接・間接合わせて約16億円と試算しています。
【了】
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