「オカンのバイク」が達成した恐るべき“世界初の偉業”とは? ホンダ“伝説の実用バイク”シャリイを今こそ称えたい!

ホンダの歴代ミニバイクのなかでも、特に実用性を重視し、27年にわたり生産されたモデルが「シャリイ」です。隠れた名車といえる「お母さん向け」のバイクは、世界初の偉業も成し遂げました。

一時は「ダックス」の3、4倍の台数を誇るヒットバイクに

 1960年代後半にホンダが切り開いた「レジャーバイク」というカテゴリー。近年、リメイクされてヒットしている「モンキー」「ダックス」「CT125」なども、元々はこのレジャーバイクの代表的モデルでした。

Large 20241110 01
ホンダ「シャリイ」。「ダックス」と部品を随所で共有しつつ、女性がまたがりやすいスタイルと車高を実現していた(画像:ホンダ)。

 レジャーバイクというカテゴリーを切り開いたのは、日本国内では1969年に発売された「モンキーZ50A」です(当時は「〔ニュー〕モンキー」とも)。元々は多摩テックの遊具だったミニバイクを、海外からのニーズを受け市販。主にアメリカなどの広大なアウトドアシーンで、子どもが遊ぶために開発され「車載できる仕様」が大きな特徴でした。

 他方、「お父さんはアウトドアシーンでクルマか大きめのバイクで遊べるし、子どもはモンキーで遊べる。なら、お母さんが遊べるバイクも作ってあげたい」と開発されたのが「ダックス」でした。当初の「ダックス」も「車載できる仕様」で、これまたアウトドアシーンで「お母さんが遊ぶためのバイク」でした。

その「ダックス」をさらに日本国内のファミリー向けにアレンジした印象のファミリーバイクが1972年に発売された「シャリイ」です。いまや“隠れた名車”と言える存在かもしれません。

お母さんが安心して乗れる仕様

 初代発売時の正式名称は「シャリイ・ホンダ」。低床バックボーンフレームを採用し、シートとハンドルの間を大きく“えぐる”ことで乗り降りのしやすさを実現しています。

また、「スーパーカブ」と共用のエンジンを搭載し、安定した走行性能を満たす一方、初代の50ccモデルはローとトップだけの2速ロータリーエンジンでした。これらの機能によって、そうバイクに乗り慣れない人でも安心してまたがることができました。

 果たして「シャリイ」は、当初ホンダが設定した「月産7000台」を乗り越え、発売から4年後の1976年に、また7年後の1979年にはそれぞれマイナーチェンジモデルが発表。特に1979年のモデルは、「ダックス」の販売台数を3?4倍も上回るヒットに至りました。

【今見るとマジでかっこいい!!カワイイ!!】これが「シャリイ」の歴代モデルです!(写真で見る)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス