まだ間に合う! 国産初の双発ジェット機「C-1」飛ぶ姿見るには 完全退役は目前

国内の航空機メーカーが結集して開発した戦後初の双発ジェット機C-1もすでに初飛行から半世紀以上が経過し、間もなく完全退役を迎えます。すでに運用機数は派生型のEC-1含めて5機にまで減っているようです。

迷彩塗装のC-1は入間のみ

 C-1輸送機は1981(昭和56)年10月までに、試作機含めて計31機が生産され、愛知県の小牧基地を皮切りに、埼玉県の入間基地、鳥取県の美保基地と3か所の航空自衛隊基地へ配備されました。

 その後、小牧基地のC-1は短期間でアメリカ製のC-130H輸送機に更新され、さらに2000年代にC-1の後継機として新型の国産機C-2が開発されたことで、2010年代後半に美保基地もC-2へ置き換えられました。そのため、2024年10月現在C-1を運用するのは入間基地のみ、数も3機にまで減っています。

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航空自衛隊岐阜基地のC-1FTB飛行試験機。C-1の試作初号機を転用した機体で、外観が銀色なのが特徴(柘植優介撮影)。

 岐阜基地でも飛行試験機(フライングテストベッド:FTB)として、C-1の試作初号機が飛んでいます。しかし、あくまでも各種装備品の試験用であるため、外観は銀色塗装で機首には細長い計測プローブが付くなど量産機とは異なっています。

 また、唯一の派生型としてEC-1電子戦機も1機ありますが、同機も入間基地を拠点に運用されているため、前出のC-1飛行試験機以外はすべて入間基地にあると言えるでしょう。

 

 なお、2024年11月3日(日)には入間基地の一般公開イベント「入間航空祭」が予定されていますが、その中でC-1の生産最終号機である31号機のラストフライトが計画されています。

 

 EC-1も同航空祭では最初で最後となる飛行展示を行う予定であるほか、普段は岐阜基地でしか見られないC-1の試作初号機も、航空祭に合わせて入間基地へ「遠征」してくる模様です。そのため、今年の入間航空祭は「さよならC-1」といった感の強い航空祭になりそうです。

【了】

【激レア!】これがC-1輸送機のコックピットです(写真)

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