滑り止め用の砂を使った鉄道の受験お守り 能勢電鉄はちょっと特別?

鉄道会社はしばしば、列車が滑り止めに使っている砂を受験のお守りとしてプレゼントすることがあります。兵庫県を走る能勢電鉄でも行われますが、この鉄道のお守りはさらにご利益があるかもしれません。

列車の滑り止めを滑り止めに

 能勢電鉄(兵庫県川西市)が1月8日と9日の16時から、川西能勢口駅の駅長室前で「すべり止め砂守り」を無料で配布します(各日先着200名)。

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能勢電鉄は元阪急の車両を使っている(2012年4月、恵 知仁撮影)。

 同電鉄では積雪時や雨天時に急勾配区間で列車の車輪が滑り、空転して動けなくなることを防ぐため、レール上に特殊なセラミック粒子をすべり止めとして撒くことがあります。この滑り止めのセラミック粒子を、受験生のために「合格祈願すべり止めの砂守り」としてプレゼントするのです。

 しかしこのお守り、ただの砂(セラミック粒子)ではありません。

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