ロシア軍の巡航ミサイルが「撃墜される瞬間」を空中から捉えた画像が公開 フランス製の “新顔”戦闘機が参戦
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「ミラージュ2000」操縦席から捉えた画像が公開
ウクライナ空軍は2025年3月7日、フランスから供与された「ミラージュ2000」戦闘機がロシア軍のKh-101巡航ミサイルを撃墜したと発表。「ミラージュ2000」の操縦席から撃墜する瞬間を捉えた画像も公開しました。

ウクライナ空軍の戦闘機は元々、MiG-29やSu-27といった旧ソ連製の機種で構成されていました。「ミラージュ2000」はアメリカ製のF-16に続く欧米製戦闘機です。
「ミラージュ2000」をめぐっては、2024年6月にフランスのエマニュエル・マクロン大統領が、ウクライナへの供与を発表。2025年2月にウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、最初の機体が到着したことを明らかにしていました。
初飛行は1978年3月10日のため、すでに50年近く飛び続けている機種ですが、段階的に性能向上が図られており、AASM「ハンマー」ロケットモーター付き滑空爆弾、「SCALP-EG」巡航ミサイル、「エグゾセ」空対艦ミサイルなど、フランス製の各種誘導弾が運用可能。ウクライナ空軍が運用しているのは、改良型の「ミラージュ2000-5F」と呼ばれるタイプです。
ウクライナ空軍によると、今回はロシア軍が3月7日に実施した攻撃中にKh-101巡航ミサイルを撃墜したと報告しています。
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