「ただ売りこむだけじゃない!」 BAEシステムズが自律型システムのメディア説明会を開催 見えてきた”日本企業との付き合い方”とは

日本の技術に注目か!?

日本の市場を把握する狙いも

 イギリスの大手防衛関連企業であるBAEシステムズは2025年3月10日、同社が開発に取り組む自律型システムなどに関するメディア説明会を開催しました。

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BAEシステムズの取り組みについて説明するロブ・メリィウェザー氏(稲葉義泰撮影)。

 この説明会には、BAEシステムズにて技術開発を統括するグループテクノロジー・ディレクターのロブ・メリィウェザー氏が登壇し、同社における各種自律型システムの開発状況や、中小企業との協業などについて説明が行われました。

 さらに、今回の来日の目的について記者から問われると、メリィウェザー氏は日本における市場調査に加え、日本企業が有する技術などについて理解を深めるためと回答しました。またメリイウェザー氏は、中小企業との協業を模索する際に重要な点として、相手方との深い信頼関係を構築し、さらに相手方がアクセス可能なデータベース上で開発等を含めたやり取りを行うことなどを挙げました。

 今回の説明会を通じて、BAEシステムズは何らかの装備品を日本にそのまま輸出するだけではなく、スタートアップ企業も含めた日本の企業と連携して新しい装備品の開発なども手掛けていく可能性を示したといえます。

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