日本の電車は難しすぎる? 東京駅で絶対遭遇する“道に迷う外国人” と話してきた私が知る「実は迷いやすいポイント」

コロナ禍を乗り越え、いまや日本は訪日外国人が絶え間なくやってくる観光大国になりました。しかし東京駅では、毎日のように道に迷う外国人観光客の姿を目にします。じつは、よく観察してみると「迷う人が多い場所」がありました。

外国人観光客が迷いやすい場所

 日本のいたるところに外国人旅行客の姿がある光景は、もはや日常のひとコマといってもよいでしょう。2020年に発生した新型コロナウイルスの感染症拡大により、日本を訪れる外国人観光客数は一時激減しましたが、現在ではそれも遠い過去の話です。2024年度の訪日外国人旅行者数はコロナ前を上回る過去最高の3687万人に達しました。

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東京駅八重洲北口の様子(画像:写真AC)。

 ただ、増え続ける外国人旅行者を悩ませる問題のひとつが、駅構内の移動です。とくに東京駅のような巨大駅の構内となると、日本人でさえも迷うことはしばしば。毎日の移動で東京駅を利用すると、必ずといっていいほど毎日のように目にするのが、道に迷って右往左往する外国人旅行者です。

 そうした方々を目にするたびに、せっかく日本に来たのだから楽しんでもらえればと、数年前から英語で道案内をしているのですが、そこで頻繁に「道に迷う人がいる場所」があることを発見したのです。

 まずは、丸の内地下中央口です。ここでは、スーツケースを引きながら道に迷っている人を多く見かけますが、これはおそらく総武線地下ホームから「成田エクスプレス」で東京駅に到着した人が多いからではないかと思われます。ここで道案内をすると、その行先は「手荷物預かり所」であることが多い印象があります。

 続いて、丸の内中央口につながる中央通路です。ここでは、比較的軽装の人が迷っている印象があります。おそらく、すでに荷物をどこかに預けて、駅構内の散策や目的地までの移動に電車を使おうとする人でしょう。

 実際に、道案内をしていても「小田原に行く電車はどこでしょうか?」「地下街の寿司屋に行きたいのですが」といった声を多く聞きます。ちなみに、以前には「東海道線の早川駅に行きたいのですが」と言われたこともあり、これには筆者(稲葉義泰:軍事ライター)も驚きました。

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コメント

1件のコメント

  1. 東海道新幹線と北陸新幹線は鉄道会社が違ってて、ここは JR東海の駅です。あそこの連絡改札から JR東日本側の北陸新幹線に乗り換えできます

    って英語で説明できる気がしないなぁ…

    しかも JR東海の英語名は JR Central とか Central Japan Railway とか東海どこいった…