リニア「最長の橋」完成形が見えてきた! “隣の橋”と合わせて約1.2km 「屈指の絶景ポイントになりそう」

JR東海が、山梨県内で建設しているリニア中央新幹線の橋梁の工事進捗をSNSで公開しました。

「水害の名所」だった川に架かる橋!

 JR東海は2026年6月11日、山梨県内で建設中のリニア中央新幹線「釜無川橋梁」の工事が進捗し、橋の一部がつながったと公式X「リニア工事の現場から」で公表しました。

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リニア中央新幹線(画像:写真AC)

 リニア中央新幹線の山梨県内の区間は延長83.4kmで、そのうち地上部は27.1kmです。東側の42.8kmは「山梨リニア実験線」として完成済みで、現在は実験線から西へ伸びる40.6kmで建設工事が進められています。

 このうち釜無川橋梁は、新設される山梨県駅(仮称)から西に約5km、JR身延線小井川駅のそばを流れる釜無川を渡る部分として建設されています。全長は754.2mとリニア中央新幹線で最長であり、また隣接する「常永川橋梁」と合わせた延長は1238mに及びます。

 ちなみに、釜無川は古くから大きな水害が頻発していた河川であり、16世紀には戦国武将・武田信玄が、より上流側に治水施設として「信玄堤」を整備したことでも知られています。

 そのためJR東海によると、河川内での工事は安全に配慮し、河川の流量が比較的少ない「非出水期」に限って実施したとのこと。2025年11月~2026年5月末までの作業により、河川内にある橋梁上部およそ240mがつながったとしています。

 また河川内に橋脚を構築するため、工事には「ニューマチックケーソン工法(潜函工法)」が採用されています。この工法は、巨大な箱型コンクリートの基礎を川の中に沈め、その上に柱を立ち上げていくもの。基礎の下部を掘削する際に、地下水が作業空間へ侵入するのを防ぐため、内部の空気圧を高くして作業を行います。

 JR東海の投稿に対して、X上では「これリニアだったのか」「実家に帰るたびに『ジャンプすれば飛び越えられそうだな~』って見ていた隙間がいつの間にか繋がっていた」「リニア屈指の絶景ポイントになりそう」といったコメントも集まっています。

【完成形が見えてきた!】リニア線「最長の橋」の工事進捗を写真で見る

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