転売ヤー殺到は本当か!?「ジムニーノマド」受注停止の元凶 スズキの第一線にハナシを聞いた

スズキの新モデル「ジムニー ノマド」は発表直後に5万台超の予約が入り、受注停止しました。そのうち相当な割合が業者による転売目的の注文とのウワサがあります。その真相を確かめるべくスズキディーラーを取材しました。

ディーラーに聞いた転売対策の有無 受注再開はいつ?

 こうした転売対策の情報が事実であるか、また、それによって納期が早まるのか、受注再開はいつになるのかを確かめるため、筆者(山崎 龍:乗り物系ライター)は自宅近くのスズキディーラーに覆面取材することにしました。

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スズキの転売対策について現在のところ末端のディーラーには具体的な情報は伝えられていないようだ(写真はイメージ)。

 対応したのはその店の店長です。さっそく上記の質問をぶつけたところ以下のように回答してくれました。

「メーカーが何かしらの転売対策を進めているというウワサは私たちも聞いています。ですが、『ジムニー ノマド』が急きょ受注停止になったときも、当店に連絡があったのは正式発表の30分前というタイミングでしたので、直前にならないと各店舗には何も情報が入ってきません。したがって現時点ではなんともお答えできない状況です。受注再開についても正直なところ、いつになるのか私たちにもわかりません」とのこと。

 ただ、彼いわく「おそらくは4月3日の販売開始までには受注の精査を終え、複数の予約を入れられたお客様をキャンセルさせて頂いた上で受注数を確定するのでしょう。その頃には納期についてもある程度見通しが立つと思いますので、それによって受注再開の時期が決まるのではないでしょうか」とも答えてくれました。

 今のところ「ジムニー ノマド』の購入希望者には、スズキの公式発表をこまめにチェックしてもらうしかないといいます。それを受け、受注再開の発表があり次第、注文を入れてもらうよう、現時点では案内しているそうです。

 前出の店長は、「『ジムニー』シリーズは納期の長期化に伴い、予約後もお客様にやむを得ない事情が発生した際にはキャンセルにも柔軟に対応しています。ですので、ご購入希望でしたら受注再開のタイミングでいち早く予約を入れて頂くことをオススメしています」と述べていました。

 工場の生産能力、インドから日本への船便の確保、日本国内におけるPDI(Pre-Delivery Inspection:納車前検査)のマンパワーなどの理由で「ジムニー ノマド」の増産や国内割り当て台数を増やすことは難しいのかもしれませんが、スズキには早急に状況を改善し、いち早く受注を再開してもらいたいところです。

【写真】「ジムニー」と同じく人気集中で受注停止になったSUVです

Writer:

「自動車やクルマを中心にした乗り物系ライター。愛車は1967年型アルファロメオ1300GTジュニア、2010年型フィアット500PINK!、モト・グッツィV11スポーツ、ヤマハ・グランドマジェスティ250、スズキGN125H、ホンダ・スーパーカブ110「天気の子」。著書は「萌えだらけの車選び」「最強! 連合艦隊オールスターズ」「『世界の銃』完全読本」ほか」に

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