2代目を“襲名”した阪急の新型 では初代はどんな車両? 『電車でD』で見たことある!

阪急電鉄では2024年夏以降、新型車両として2300系および2000系を運行しています。ただし、同じ形式を名乗った車両は過去にもありました。いわば襲名した格好ですが、では初代はどのような車両だったのでしょうか。

引退したはずなのに阪急線を走っている!?

 なお、能勢電鉄の車両は検査のために、阪急の線路を走ることがあります。能勢電鉄と阪急宝塚線が接続する川西能勢口駅(兵庫県川西市)から、宝塚線の平井車庫(同・宝塚市)までや、宝塚線を経由し、正雀車庫・正雀工場がある阪急京都線の正雀駅(大阪府摂津市)までなど。さらに工場での検査を終え、試運転で正雀駅から先も走ることもあります。ただし能勢電鉄1700系は、2024年10月に最後の重要部検査を終了したとアナウンスされています。

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座席指定サービス「PRiVACE(プライベース)」を備えた、2代目の阪急2300系(2024年4月、鶴原早恵子撮影)

 一方、初代の2300系は2015(平成27)年に引退しています。最後まで残った2301と2352の2両が2016(平成28)年に廃車となりましたが、解体はされずに正雀車庫に残されています。

2代目2300系の「2800系」…?

 初代の2300系と2000系のほか、京都線の特急用の車両として2800系という車両が、1964(昭和39)年から2001(平成13)年まで存在していました。初代の2300系をベースに転換クロスシートを備えていましたが、のちに座席配置を一般的なロングシートに変え、片側2か所にあった扉も3か所に増設していました。今回登場した2代目の2300系には、なんと2800番代を付した車両があり、見方によっては“2代目の2800系”ともいえるのかもしれません。

どこが違う? これが2代目(新型)2000系です【写真】

Writer:

1974年東京都生まれ。大学の電気工学科を卒業後、信号機器メーカー、鉄道会社勤務等を経て、現在フリー。JR線の2度目の「乗りつぶし」に挑戦するも、九州南部を残して頓挫、飛行機の趣味は某ハイジャック事件からコクピットへの入室ができなくなり、挫折。現在は車両研究が主力で、技術・形態・運用・保守・転配・履歴等の研究を行う。鉄道雑誌への寄稿多数。資格は大型二種免許を取るも、一度もバスで路上を走った経験なし。

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