ぜ~ッたい渋滞してる!東京「元凶の交差点」6選 混まないワケがない!車多すぎ複雑すぎ“謎構造”を紐解く
東京23区とその周辺における交通渋滞は、特定の交差点から一定の方向に伸びる「線的な発生」がほとんどです。では、そうした交差点は何が原因で渋滞が発生するのでしょうか。交通量や交差点構造、信号の関係など複数の要因があります。
昭和通り(国道4号)「上野駅」交差点(台東区)
最後に取り上げるのは、「昭和通り」と「浅草通り」が交差する「上野駅」交差点です。
この交差点からひとつ南の信号で山手線の内側に進む「中央通り」が分岐することもあり、ふたつの交差点は一体として「東西南北交通の集約ポイント」となっています。そして交差点の全体像はわかりづらく、かつ赤信号での待ち時間は長めです。
平日は走り慣れた人が多いためか、渋滞は限定的ですが、他県からの来訪者を含めた地理不案内なドライバーが多くなる休日は、交差点内でブレーキを踏むクルマが多くなり、流速が一気に落ちます。そして夕方などクルマが増えてくる時間帯は、ときに長い渋滞になることがあります。
なおふたつの交差点に挟まれた部分は首都高の高架下で昼でも暗く、またゆるやかにカーブしており、無理な車線変更は事故のリスクが高くなります。もしレーンを間違えたら、そのまま進み、迂回して目的地を目指すことをおすすめします。
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以上、東京23区とその周辺で、渋滞しがちな交差点とその理由をご紹介しました。これらの交差点は、迂回することでより早く目的地に到達できる場合もあります。スマートフォンのナビアプリなども活用し、スムーズなドライブを目指しましょう。
Writer: 植村祐介(ライター&プランナー)
1966年、福岡県生まれ。自動車専門誌編集部勤務を経て独立。クルマ、PC、マリン&ウインタースポーツ、国内外の旅行など多彩な趣味を通し積み重ねた経験と人脈、知的探究心がセールスポイント。カーライフ系、ニュース&エンタメ系、インタビュー記事執筆のほか、主にIT&通信分野でのB2Bウェブサイトの企画立案、制作、原稿執筆なども手がける。
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