そっち行っちゃダメだ! 国道大渋滞で導かれがちな“ヤバいトンネル” 高速の通行止め時に注意! 群馬

群馬県内で関越道に並行する国道17号には、北部の新潟県境エリア以外にも“難所”が存在します。関越道の代替路として機能を強化すべくバイパス建設も進んでいますが、このとき、ナビなどで「利根川の対岸」に案内されたら、要注意です。

待ち受ける「ヤバいトンネル」

 渋川から県道255号を北上すると、JR津久田駅手前までは、片側一車線の道が続きます。津久田の集落に入ると、道幅は狭くなり、センターラインもいったんは消えますが、集落を抜けるとセンターラインは復活し、再び走りやすい道となります。

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断崖にへばりつくような綾戸渓谷の国道17号。その落差を考えてか、ロックシェード、コンクリート吹き付け、落石防止ネットなど、二重三重の防御策を講じている(植村祐介撮影)

 ところがその先、利根川に近接するところから、道路の表情は一変します。

 雨量による通行止め規制の看板を過ぎると、すれ違いに気を使う道幅となり、カーブが続いて見通しも悪くなります。そして雨上がりには、路上に大きな落石が残っていることもあります。

 途中に明かり区間を挟む「鳥山隧道」「不動隧道」を抜け、棚下(渋川市)の集落に近づくと、目の前には田園風景が一気に広がり、ドライバーは安堵に胸をなで下ろすことでしょう。しかしこの道路の最難関区間はさらにその先に待ち構えています。

 再び利根川が近づき、対岸に渡る「綾戸橋」のT字路を過ぎると、道路は利根川に沿うように大きく右にカーブします。そして再度の雨量による通行止め規制の看板と、高さ制限のバリケードをくぐると、姿を現すのが「高岩隧道」です。

 トンネルの入口には高さ制限3.2mの規制標識が立てられていますが、一般のドライバーにとっては、そのトンネルの「幅」、そして「形状」のほうが気になるはずです。道幅自体は3ナンバー車でも問題なく通行可能ですが、対向車とのすれ違いは、たとえ軽自動車同士であっても不可能であろうことが、ひと目でわかります。

 そしてトンネル内部が曲がりくねっているため、入口からはトンネルの長さはもちろん、対向車の存在も見通せません。初見では、進入に躊躇するドライバーもいるはずです。

 実際、トンネルの長さは100mほどですが、もしトンネル内で対向車に出くわしたら、どちらかがこの狭いトンネルをバックして戻らなければなりません。そのためここでは、トンネルの手前からクラクションを数度鳴らし、対向車に自車の存在を示すことが暗黙のルールとなっています。

 ただ自車がそうしたルールを守っていても、対向車がその意味をわからずにトンネル内に進入してくれば、大きな時間のロスは免れません。またそれぞれに後続車がいると、通り抜けはさらに困難になります。

【激ヤバ…】これが関越道通行止め時「通ってはいけないトンネル」です(地図/写真)

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