「わずか1.4kmのミニ路線」が大進化へ 将来は“運転士じゃない係員”が自動運転!? 車両も変化

100年以上の歴史を持つ由緒ある路線です。

高師浜線に自動運転車両を導入へ

 南海電鉄は2025年3月26日、高師浜線で係員付き自動運転(GOA2.5)を2027年度から開始すると発表しました。

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高師浜線(乗りものニュース編集部撮影)

 高師浜線は、羽衣駅と高師浜駅を結ぶわずか1.4kmのミニ路線で、100年以上の歴史を持ちます。沿線には日露戦争時にロシア兵の捕虜を収容する施設がありましたが、跡地に住宅地を開発することになり、そのアクセスを目的に建設された経緯があります。

 現在は、全て2両編成の普通列車が、平日に上下130本、土休日に124本運行されています。なお全線が高架で、踏切はありません。

 係員付き自動運転(GOA2.5)は、運転士の資格を持たない係員が列車の先頭に乗務する方式です。既存設備を活用して導入できるため、安全性を確保したうえで投資コストを抑制し、費用対効果を高めることができるといいます。

 南海電鉄は、2022年からGOA2.5自動運転に向けた実証試験の準備を開始し、和歌山港線(2.8km)で延べ7200kmにおよぶ走行試験を実施してきました。

 高師浜線は2025年度中に、GOA2.5自動運転に必要な地上設備と車両改造に向けた詳細設計や機器類などの製造を開始する予定。2026年度は地上設備の施工や車両改造を行い、走行試験を始める見込みです。その後、2027年度に自動運転の係員を養成した後、自動運転を開始する計画です。

【画像】これが南海高師浜線に導入される「自動運転車両」のイメージです

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