本当かよ!? 空自F-2後継の新戦闘機計画「GCAP」にオーストラリアも参加←現地の専門家に聞いてみた

日英伊の3か国共同で進む次期戦闘機の開発プロジェクト「GCAP」に対し、一部メディアがオーストラリアも参加を検討していると報じました。実際はどうなのか、現地の専門家に真相を聞きました。

次世代戦闘機開発に新たな参加者?

 2025年現在、日本は航空自衛隊が運用するF-2戦闘機の後継として、次世代の第6世代戦闘機開発計画「GCAP(Global Combat Air Programme)」を進めています。

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オーストラリア空軍が2040年まで運用を予定しているF/A-18Fスーパーホーネット戦闘機(布留川 司撮影)。

 この計画は、開発リスクと膨大な費用を分散するため、日本にとっては初めてとなる欧州諸国(イギリス・イタリア)との多国間共同開発プロジェクトとして進められています。

 このたび、その共同開発プロジェクトに興味を示す国として、オーストラリアの名前が挙がり、話題となっています。

 イギリスのニュースメディア「フライトグローバル」によれば、先月末にオーストラリアのアバロン空港で開催された「アバロン・オーストラリア・インターナショナル・エアショー」(以下、アバロン・エアショー)において、オーストラリア空軍の高官が次世代戦闘機「GCAP」に関する情報説明を受けたと報じました。この報道により、オーストラリア空軍が本計画に関心を持ち、将来的に参加する可能性があることが示唆されたため、日本国内でもSNSなどで話題となりました。

 しかし、アバロン・エアショーの現地で「GCAP」は決して目立つ存在ではありませんでした。関連展示は、計画に参加しているイギリスの防衛企業BAEシステムズがブースで模型を展示していた程度です。しかも、その模型にはイギリス空軍の記章が入れられ、展示内容もイギリスが単独で開発していた名称の「テンペスト」が使われており、新たなパートナー獲得を目的とした営業活動というよりは、自社の開発実績をアピールする展示だったといえるでしょう。

 この件について、オーストラリアの軍事系ニュースメディア「Australian Defence Magazine(ADM)」の編集者ナイジェル・ピトウェイ氏が、現地で自国空軍およびBAEシステムズの関係者に取材していたことから、筆者(布留川 司:ルポライター・カメラマン)は内情について詳しく聞いてみました。

【翼大きくなっちゃった!】これが最新のGCAP完成後のイメージです(写真)

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