ロシア軍が誇る「世界最大級の自走砲」が返り討ちに “撃ち負ける瞬間”を上空から捉えた映像が公開

ウクライナ軍も保有している自走砲です。

世界最大級の自走砲2S7「ピオン」が撃破される

 ウクライナ国防省は2025年6月14日、ロシア軍の2S7「ピオン」自走砲が撃破される瞬間を捉えた映像を公開しました。

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砲撃を行う2S7「ピオン」自走砲。写真はウクライナ軍の車両(画像:ウクライナ国防省)

 2S7「ピオン」は、旧ソ連が開発した世界最大級の自走砲で、52口径203mm榴弾砲「2A44」を搭載しています。射程は約40~50kmに及び、核砲弾を発射することも可能です。「ピオン」とは牡丹を意味します。

 ウクライナ国防省によると、ロシア軍の2S7「ピオン」の砲撃を検知した上で、綿密に射撃を調整したとのこと。公開された映像では2S7「ピオン」の横に、弾薬などを運搬するトラックが確認でき、装填作業に撃破されたとみられます。

 ウクライナの戦場ではドローンが猛威を振るっていますが、戦況を左右する最も重要な要素のひとつが砲兵火力です。ドローン単体の攻撃力は比較的小さいため、砲兵と連携して攻撃を誘導する役割で最も威力を発揮します。

 ロシア軍は旧ソ連時代から砲兵火力を重視しており、大量の榴弾砲や多連装ロケットを保有。ウクライナ侵攻で大きな被害を被ったものの、北朝鮮から弾薬や自走砲の供与を受けて戦争を続けています。2S7「ピオン」の生産は既に終了しており、ロシア軍は大火力を発揮できる貴重な自走砲を失った形です。

 ちなみに、2S7「ピオン」はロシア軍とウクライナ軍の双方が配備している兵器で、ウクライナ軍の車両は、戦争初期にキーウ方面に侵攻してきたロシア軍の進撃阻止に貢献しています。

【画像】デカい..撃破されるロシア軍の2S7「ピオン」自走砲

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