県内最大級の「デカいイオンモール」本開業まで1週間! IC直結・新幹線駅まで一本道! 市は“渋滞情報”を案内

長野県内で最大級の商業施設となる「イオンモール須坂」が、2025年10月3日にオープンします。

近くにはかつての廃線跡も! 「イオンモール須坂」まもなく開業

 2025年10月3日、長野県須坂市に県内最大級となる商業施設「イオンモール須坂」がオープンします。オープン直後は周辺で大きな混雑が予測されることもあり、須坂市はXにおいて、混雑状況に関する情報を提供しています。

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「イオンモール須坂」の最寄りインターとなる上信越道の須坂長野東IC(乗りものニュース編集部撮影)

 イオンモール須坂は、上信越道の須坂長野東ICを降りてすぐの位置にオープンします。施設の延床面積は約9万1000平方メートル、総賃貸面積は約6万3000平方メートルにおよび、長野県内で最大級の規模となります。

 出店するのは、長野県初出店の58店舗と、北信地域初出店となる45店舗を含めた約170店舗。北信地域では初となるIMAXシアター付きのシネマコンプレックスや、大型アミューズメント施設の「ASOBLE」など、多くの店舗・施設が入ります。

 また、地元高校と協力して整備した庭園の「SUZAKAノ庭縁」や、地元食文化の発信拠点となる「SUZAKA蔵」なども設けられており、地域と密着した交流拠点となることを目指します。

 さらに、将来のショッピング施設の在り方を見据えた設備も採用します。イオン店内では、携帯端末をカートに載せて使う「レジゴー」サービスのほか、「重量を検知できる新型カート」を導入する予定です。この新しいカートは試験運用店舗を除き、全国で初めて実運用されるとのこと。加えて、太陽光発電施設やEV充電ステーションも設置されており、環境負荷の低減にも取り組みます。

 イオンモール須坂と須坂長野東ICは、JR長野駅東口から一本道でたどり着く好立地にあり、須坂市が推進する産業団地開発計画の中核となる「観光集客施設」に位置づけられています。オープン直後は周辺道路での混雑が見込まれることから、須坂市は公式Xを通じて、途中の道路や周辺の様子を映すライブカメラ映像の配信サービスを紹介しています。

 ちなみに、この付近には長野電鉄の「屋代線」(屋代―須坂)が走っていましたが、2012年に廃止。イオンモール須坂のすぐそばには「井上駅」も存在しましたが、廃線後に解体されており、駅前後の廃線跡は国道403号をくぐる道路として生まれ変わっています。

【オープン迫る!】これが長野にできる「どデカいイオンモール」です(写真で見る)

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