ホンダ「モンキーの“兄貴”」はなぜ作られた? 一時は弟をしのいだ「ゴリラ」 復活の話ないから「自分で作ったわ」って人も!?

いわゆる“レジャーバイク”の草分けとして知られているのが、ホンダの「モンキー」ですが、かつては“兄貴分”とも言える派生モデルの「ゴリラ」も強く支持されていました。

再復活なるか? 「ゴリラ125」を作ったファンも

 言わば「モンキーよりも一人前のバイクらしく」なることで、より純粋なレジャーバイクであるモンキーのキャラも立てたゴリラ。“弟思い”な1台ですが、デビュー当初は販売台数でモンキーを凌駕するなど、兄貴分にふさわしい存在感も示しました。以降はエンジンの出力アップなどを受けましたが、1988年に生産を終了しました。

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モンキー(奥)と、その兄貴分、ゴリラ(手前)。ゴリラもまた絶大な支持を得たモデルだった(松田義人撮影)

 しかし、生産終了から10年が経過した1998年、ゴリラはリニューアルされて復活を果たします。「おかえり、ゴリラ。」のキャッチフレーズで登場した新型ゴリラは、6V規格だったバッテリーを12Vに大型化するなど各部がリファインされた一方、基本的には以前の仕様を踏襲。随時マイナーチェンジで改良されながら、モンキーとともにユーザーから愛されました。

 しかし、ゴリラは2007年に再び絶版となりました。これは平成18年排出ガス規制に適合できなかったためで、モンキーはFI(フューエルインジェクション)化などで規制をクリアしたものの、ゴリラは対策を受けないまま生産を終了しました。

 ホンダのレジャー向け小型バイクは、2025年現在もモンキーや「ダックス」「ハンターカブ」などが125ccモデルへ移行しながら存続していますが、ゴリラが再復活するという噂は今のところない様子です。それでもなお、ゴリラは根強い支持を受けているようで、中古車相場は常に高い水準。カスタムベースに選ばれるケースも後を絶ちません。

 驚くことに今年2025年には、「モンキー125」をベースにカスタムした「ゴリラ125」というモデルが、タイのカスタムビルダー・NOTE氏によって製作されました。ゴリラ125は純正ラインナップではなく、あくまでカスタムモデルではありますが、「いつかゴリラも125で…」と筆者も強く期待しています。

【再復活に期待?】これが「モンキーの兄貴分」ゴリラです(写真で見る)

Writer:

1971年、東京都生まれ。編集プロダクション・deco代表。バイク、クルマ、ガジェット、保護犬猫、グルメなど幅広いジャンルで複数のWEBメディアに寄稿中。また、台湾に関する著書、連載複数あり。好きな乗りものはスタイリッシュ系よりも、どこかちょっと足りないような、おもちゃのようなチープ感のあるもの。

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コメント

1件のコメント

  1. 確かゴリラは簡単にはハンドルが畳めないんですよ…

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