あのダイハツがガチで造った“軽デコトラ”が凄まじい!ガチ勢も頷く納得の造形…裏には緻密な“計算”も

TAS2006に登場したダイハツのデコトラは、その完成度の高さで本物のデコトラマニアやファンからも驚きをもって受け止められていました。

デコトラファンも「あ、これ本気だ」と唸る出来

 運転席のあるキャブとダンプ部分のベースカラーは明るい青で塗装されていますが、その色も単色ではなくデコトラでよく見られるフレーク(ラメ)塗装で仕上げられており、間近でみるとキラキラと光る無数の粒子が見えます。

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デコトラ仕様のハイゼット「大発命」のリアビュー。ダンプアップはエンジンの動力で稼働させるPTOで行える(布留川 司撮影)

フレーク塗装は粒子を表面に均等に塗るのが難しく、塗装作業自体を3~4回以上繰り返し、そのあとに仕上げでさらに多くのクリア塗装を重ねます。非常に手間と費用の掛かる塗装方法であり、本来は利益追求の商業車で使われる手法ではありませんが、それを敢えてトラックでやるのがデコトラの凄みといえるでしょう。

 キャブの上部には王冠のようなシートキャリア、フロントとドアの窓の上部にはバイザーが取り付けられています。一部の表面は円の図形が並んだ独特な模様になっていますが、これもデコトラでは定番の「ウロコステンレス」と呼ばれるものです。

 円弧状の凹凸パターンが連続して刻まれた模様は、ステンレス架装品が多いデコトラでは定番で、プレスやバフなどで円弧を一つずつ入れて加工されています。

 フロントバンパーは通常よりも大きい縦長で面積が大きく、メッキ仕上げになっていますが、こちらはデコトラのキャデラックバンパー(アメ車のキャデラックに由来)を意識した特注品で、左右には行灯と呼ばれる文字入りの電飾パーツも装着されています。

 デコトラのキャデラックバンパーは前方大きくせり出しているものも多く、ラッセル型や舟形といった異なる形状のバンパーも存在していますが、「大発命」では軽自動車の元の寸法を超えないように敢えてこのデザインにしたそうです。このトラックは完全なイベント車であり公道を走行することはできませんが、それでも道交法を遵守する姿勢は自動車メーカーとしての矜持なのかもしれません。

【これは…本格派だ!!】細部までこだわったダイハツのデコトラです(写真)

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