「鉄道×プロ野球」令和は「eスポーツ」に!? 首都圏と関西の私鉄4社がアライアンス設立 東西対抗の大会やります!

「鉄道×プロ野球」の伝統と文化が「鉄道×eスポーツ」に。スタンプラリーを超えるコンテンツに育てられるか、関東と関西の鉄道事業者が本気で取り組みます。

鉄道4社でスタート

 2026年1月18日、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)、近畿日本鉄道、京王電鉄、南海電気鉄道の4社が、「鉄道eスポーツアライアンス(Railways eSports Alliance)」を設立しました。

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設立セレモニーと同日、夢洲駅では大阪メトロ・南海共催のeスポーツイベント「夢洲GAMER'S FES 2026 PLAYER'S TERMINAL」が開催。対戦種目はサッカーゲームの「eFootball」で、応募参加者によるトーナメント大会が行われた。解説者としてJリーグ「セレッソ大阪」のアンバサダー丸橋祐介氏と、酒本憲幸氏が登壇した(杉山淳一撮影)

 eスポーツは対戦型コンピューターゲームを使った競技で、2000年頃に欧米と韓国で始まり、日本では2010年代後半からプロゲームチームが活動するなど盛り上がりを見せています。単なる勝ち負けを競うだけではなく、スポーツとして取り組み、興行として発展させつつ、選手同士の交流やスポーツマンシップの醸成などで、心身の成長、教育的な役割も持っています。

 全国各地に企業、学校などが所属する地域連合があるなかで、東西の鉄道事業者がeスポーツ分野で連携する取り組みは、国内で初めてです。鉄道事業者がeスポーツに取り組む理由、鉄道事業者が協力関係を結ぶメリットは何でしょうか。

 これまで4社は独自にeスポーツの推進に取り組んできました。大阪メトロは2024年2月に京橋コムズガーデン(大阪市都島区)で、eスポーツイベント「メトスポ」を4日間にわたって開催しました。eスポーツの可能性を探る実証実験という位置付けで、競技会とセミナーが行われました。

 近鉄は沿線活性化と需要喚起の取り組みによる収入拡大の観点から、新しい事業分野としてeスポーツに取り組んでいます。2024年10月に東京の京王プラザホテルで開催された「KEIO CUP」のパブリックビューイングをあべのハルカス近鉄本店ウイング館(大阪市阿倍野区)で実施し、2025年7月にはeスポーツチーム「INSOMNIA」のイベントに協賛しました。

 首都圏が基盤の京王は、外部企業との共創によってオープンイノベーション実現を目指す「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM」の一環として、eスポーツを通じたまちづくりに取り組んでいます。eスポーツ競技大会「KEIO CUP」の主催、体験型イベント「京王eスポーツ祭り」の開催のほか、eスポーツ体験施設「KEIO eSPORTS LAB.」の3店舗を運営しています。2025年6月には新宿駅西口直結の地下街「京王モール」内に、eスポーツ・ゲームグッズの販売と配信ルームを完備した「KEIO eSTATION Shinjuku powered by DiCE」をオープンしました。

【各社社長も登壇】これが鉄道eスポーツアライアンスのメンバーです(写真)

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