日本発「ダンボール怪鳥」に世界の軍・警察が注目…なぜ? 熱視線も納得の“とんでもないメリット”とは

日本のスタートアップ企業が開発した「ダンボール製ドローン」が海外で注目を集めています。価格の安さと生産性の高さから、軍隊だけでなく警察組織からも熱い視線が注がれているようです。

軍隊だけでなく警察組織も注目 ドローン対策に有効か?

 今回のシンガポール・エアショーに展示された「AirKamuy 150」は、機体形状を見直した新しいモデルでした。これまでの機体は胴体と垂直尾翼が左右2つに分かれたツインブームでしたが、今回の新型では一般的な航空機と同じシングルテールに変更されています。

 ブースで説明を行っていた「AirKamuy」の担当者によると、胴体の形状変更の一番の理由は単純化による生産性の向上とのことで、ダンボール製のためこのような改良も容易に素早くできるそうです。

 会場には世界各国の業界人や軍・政府関係者が来場しており、展示されたダンボール製のドローンには多くの人々が興味を持ち、ブースで機体説明を受けていました。

 担当者によれば、ドローン訓練の標的機として興味を持つ人が多く、その中には軍だけでなく警察や治安維持組織の関係者も多かったとのことです。近年、ドローンの爆発的な普及は、犯罪やテロなどの手段に使われる可能性を高めており、軍隊に限らず様々な政府組織による対応が必要となっています。訓練でのターゲットドローンとしての需要は世界的に高まっており、安価で使い捨て可能というダンボール製ドローンは、世界中に潜在的なユーザーと活躍の場があるのかもしれません。

【写真】えっ…これが「旧型ダンボール製ドローン」驚愕の全貌です

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雑誌編集者を経て現在はフリーのライター・カメラマンとして活躍。最近のおもな活動は国内外の軍事関係で、海外軍事系イベントや国内の自衛隊を精力的に取材。雑誌への記事寄稿やDVDでドキュメンタリー映像作品を発表している。 公式:https://twitter.com/wolfwork_info

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