宅配ドライバー不足の救世主に…ならない!?「配送ドローン」都心を飛べない“最大の壁” 離島では活躍しているのに
SF映画のような「空飛ぶ宅配便」が現実味を帯びています。離島や山間部ではすでに荷物を運ぶドローンが活躍していますが、なぜ住民の多い街中では見かけないのでしょうか。
ドライバー不足の救世主か? 離島や山間部でドローン配送が期待される理由
空を見上げれば、無人の小型機が荷物を届けてくれる。そんな光景が一部の地域では現実のものになりつつあります。
背景にあるのは、物流業界が今まさに直面している深刻なドライバー不足、いわゆる「2024年問題」です。2024年4月から、トラックドライバーの時間外労働に年960時間(休日労働は含まず)の上限が適用されるなど規制が強化されており、対策を講じなければ物流の停滞が懸念されています。
人手不足が続くなか、荷物を運ぶ最後の区間(ラストワンマイル)の担い手として注目を集めているのが、ドローンによる配送です。
なかでも取り組みが先行しているのが、離島や山間部です。ANAホールディングスなどは長崎県五島市で、二次離島へ日用品や医薬品(処方箋医薬品等)をドローンで配送する実証実験をすでに行っています。
いっぽう長野県伊那市では、川崎重工が参画し、無人VTOL機を用いた山岳部の物資輸送プラットフォーム構築事業が開始されました。クルマだと大回りになりやすい離島や山間部でも、ドローンなら海上や山越えを含む直線的なルートを設定でき、移動の負担を大幅に減らせるためです。
このように、地方では実用化に向けて着実に実績を積みつつあるドローン配送ですが、なぜ東京をはじめとした都会ではなかなか見かけないのでしょうか。





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