JR貨物スペシャル「プラレール」ジオラマ誕生 貨物駅の臨場感再現

「プラレール」で「E&S方式」? 世界でここだけのジオラマ

 タカラトミー プラレール企画部の檜垣真一郎さんは、「ホームに到着した貨物列車からコンテナを下ろしたのち、すぐに列車を発車させられる『E&S(Effective & Speedy)方式』の貨物駅など、初めて制作したものも少なくありません。世界でここだけのジオラマができたと思います」と話します。

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中央が「E&S方式」の貨物ホームで、貨物電車からフォークリフトでコンテナを下ろしている。この方式は機関車の入れ換えが不要で荷役時間の短縮が可能(2017年2月15日、中島洋平撮影)。

 ちなみに、貨物車両は「プラレール」のなかでも多い売り上げがあるそうです。タカラトミーの檜垣さんは「JRや私鉄も含め、鉄道車両には地域性がありますが、貨物車両の場合は全国で見られることが大きいと思います。青や赤など原色を使用した機関車の色や、『桃太郎』『金太郎』といったわかりやすい愛称を持っていることも人気の要因」と分析しています。

 なおJR貨物によると、企画しているJR30周年イベントなどで今後、このジオラマの一般公開も検討しているそうです。

【了】

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