「3000円のエンジンオイル」と「1万8000円のエンジンオイル」何がどう違うの!? やっぱり“愛車のためには高級品”なのか?

クルマの「血液」ともいえるエンジンオイルは、潤滑をはじめ多くの役割を担っています。ただ、1リットル当たり数百円ほどの格安品と、数千円以上する高級品の違いは何なのでしょうか。

「鉱物油vs合成油」愛車に使うべきは?

 では、ホームセンターなどで売っている比較的安い価格のオイルはというと、多くはグレード1〜2の鉱物油をベースオイルに使用している製品です。

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エンジンオイルは熱が加わると酸化して性能が低下する(画像:写真AC)

 これらの製品は、精錬度が低めのベースオイルを使用しているため「エンジンに悪いのでは?」と感じてしまうかもしれませんが、実はちゃんと性能が確保されています。メーカー純正での採用ケースもあり、例えば原付のホンダ「スーパーカブ」などは、鉱物油の「ウルトラG1」を使うよう指定しています。

 ただし、鉱物油は一旦エンジンの熱が加わると、酸化が進みやすいという欠点があります。酸化したオイルは徐々に性能が低下していくもの。そうなれば当然、エンジンの焼きつきなどの故障リスクが増大します。特に登坂など、エンジンを高回転まで回して負荷をかけるシーンが多い場合は、オイルの酸化も進みやすくなります。

 そのため鉱物油を使う場合は、合成油を入れた場合よりもマメにオイル交換を行う必要があります。しかしそれさえ守っていれば、鉱物油ベースの製品でもオイルとして充分に役目を果たしてくれるでしょう。

 むしろ性能のグレード差よりも注意を払うべきなのは、エンジンオイルの「粘度」です。エンジンオイルには粘度指数がそれぞれ設定されており、エンジンに適合する粘度の指定を守っていれば問題はありませんが、指定粘度よりも低い粘度(例:5W-30指定のエンジンに0W-20を入れるなど)のオイルを使うことは厳禁です。

 まとめると、通常の使用シーンならエンジンオイルは高級品でも格安品でもOK、粘度と交換距離・時期さえきちんと注意していれば、あとはお財布との相談でしょう。こまめにオイルを交換する人なら鉱物油ベースでもよし。走行頻度が低く、オイル交換は決まった期間でしか行わないという人なら、合成油ベースの製品を選んだほうが安心かもしれません。

【価格差1万円以上!?】これが「高級オイル」と「格安オイル」です(写真で見る)

Writer:

猫好きな戌年生まれ。幼い頃に見たロータス79のルックスに惚れた勢いでモータースポーツ偏愛を拗らせる。自動車のことであれば市販車・レースカー問わずなんでも食いつくが、どちらかといえば技術と歴史の話が好物。一方で海外取材は未経験のため、当面の目的は「ニュルブルクリンク北コースを自ら走ってみること」と「グッドウッド・フェスティバル現地取材」。

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コメント

2件のコメント

  1. 100%化学合成のオイルの話が無いのに、画像に300Vが☠️

    記事の中身も、分かってないオートバックスの店員みたいで草はえた。

  2. このライターさんは古い記憶だけで記事書いてるんだろうな。

    ウルトラG1は途中で部分合成に変わった上、今は既にディスコンになってるよ。

    あと、粘度だけじゃなくて、グレードの話もしないとダメじゃない?