バイオ燃料の原料になる「あまり聞いたことがない植物」商船三井らが栽培へ 食べられないから“食料と競合しない” 舞台は炭鉱跡地

商船三井らがバイオ燃料の新たな原料となる植物の栽培に乗り出します。

マメ科植物の種子からバイオ燃料

 商船三井など6社は2026年4月14日、インドネシア・南カリマンタン州タピン県の炭鉱跡地でバイオ燃料の原料となる植物の試験栽培を開始すると発表しました。

Large 20260415 01
商船三井の自動車船「ベルーガ・エース」(画像:商船三井)。

 その植物の名は「ポンガミア」。インド原産のマメ科植物で、沖縄県が分布北限となる熱帯・亜熱帯の植物です。種子に30~45%程度の油分を含み、非可食油であることから、食料生産と競合することなくバイオ燃料を製造できるメリットがあるといいます。

 プロジェクトは商船三井に加え、PT Hasnur Group Indonesia、阪和興業、日本ハム、Four Pride Management Pte. Ltd.、SPIL Venturesの6社がコンソーシアムを組成し、約10ヘクタールの土地で実施されます。栽培にあたっては、インドネシア国家研究イノベーション庁および日本国内の大学から植物栽培・種子増産の専門知識と技術指導を受ける予定とのこと。

 2026年から2031年までの5年間で栽培適性や生育データの取得のほか、バイオ燃料原料としての活用可能性、カーボンクレジット創出の可能性などについて技術的な検証を行うとしています。

 6社は、検証を通じて得られた知見を踏まえ、将来的な事業化の可能性をコンソーシアム一体となって検討していくとしています。

【え、コレ…?】バイオ燃料の原料として育てる「マメ科植物」(写真)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  2. 「春日部」から独立「県内8番目のナンバープレート」実現なるか? 新「ご当地ナンバー」導入へ早くも動き これから各地で?
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. 東京のベッドタウンにできた「道の駅」ウワサ通りの大盛況! 海ないのに「海産物がうまい!」…それこそが人気の秘訣?
  5. 北朝鮮 進水式で“派手に横転し”金総書記を激怒させた「新型艦」爆速で修理を行い海上試験開始!
  1. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  2. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  3. ロシア海軍のステルス艦が「大炎上」 ウクライナの攻撃で撃破される瞬間を捉えた映像が公開
  4. 「春日部」から独立「県内8番目のナンバープレート」実現なるか? 新「ご当地ナンバー」導入へ早くも動き これから各地で?
  5. 空母化進む「最大の護衛艦」がフェリーと並んだ! 大きさの違いが際立つショットを海自が公開