名駅~栄は「地下鉄」と「SRT」どっちが早い? ストップウォッチでガチ比較! 運行開始から2か月、リアルな実力は?
2026年2月に運行開始した名古屋の新交通システム「SRT」。開業から2か月経った現在、利用者は増えたのか減ったのか、名古屋駅~栄で地下鉄と実測比較し、使い勝手と乗車率を検証しました。
SRTにも商機あり その理由は?
遅延を避けたいならば、道路状況に左右されない地下鉄の方が安心です。しかし、それを踏まえた上で、筆者はSRTの利用にも大きなメリットがあると捉えています。
一番大きいのは、名古屋市営地下鉄の混み具合とアクセス性です。名古屋駅周辺は狭い場所が多く、ホームなども混雑しています。しかも名古屋駅の地下街は入り組んだ構造をしており、スムーズに地上に出るのは至難の業です。
それらを考慮すると、階段の上り下りなどせず、路上からそのままフラットに乗車できるSRTは、非常に魅力的な交通機関だと思います。また、車内もSRTの方が真新しく、格段にキレイなので、快適に過ごせるはずです。
最近の利用者数を見る限り、大盛況とまでは言えないSRT。しかし、乗車中にその存在を知らなかったと思われる方が行き先を確認して乗ってくるケースも見受けられました。
現在、SRTは毎日運行ではなく、土日祝日と金・月のみの運行に限定されています。それもあってか、乗りもの好き以外への知名度はいまひとつなのかもしれません。
それでも、信号待ちのあいだには歩道の通行人が何人もカメラを向けており、注目度の高さが伺えました。「観光名所がない」とよく揶揄されがちな名古屋ですが、2024年の観光客数は5400万人を記録。宿泊施設の稼働率も上昇傾向にあるほか、名古屋城の2025年度の入場者数は過去3番目に多い238万人を記録しています。
5月のゴールデンウイークを控え、日帰り観光での利用者も増えることが予想されます。そうした機会にさらなる知名度アップを果たせば、平日の利用者も徐々に増え、名古屋の公共交通機関として定着するのではないでしょうか。
Writer: 鈴木伊玖馬(乗りもの好きライター)
愛知県生まれ。飛行機が好きで航空博物館などを取材するうち、自動車関係の記事や取材も手がけるようになる。ホンダ「シビック Type R」のようなホットハッチが好み。





ドニチエコキップ、市営交通の一日乗車券が使えない時点で選択肢から外れる。使う人は限定的かな?
悪くはないけど正直微妙かな。
乗り物としては面白いけど、単純に移動の足、輸送力としては物足りない。今でも東山線に加えて久屋大通駅経由の桜通線→名城線に、都心ループバスC-758系統もすでにある。それ以外の路線バスや、高速バスを使う若干裏技的なルートもあったか?現実的ではないけど。
それらがいずれも激混みの中、2両編成で1時間1本程度運行、しかも、座席こそ埋まっていたものの立ち席はほどほどの埋まり具合で、全く無意味とは言わないけど焼け石に水かと。
乗り心地や風景はまずまず楽しめるが、早朝や夜は運行してないし(それはC-758もだけど)、行き先も限定されていて名古屋駅、栄間以外にも寄りたい場合は不便。他と組み合わせれば寄れるものの、そうなるとたまたま乗れたら使う程度のありがたみ。
それでも現状ではC-758の増強程度に考えておけばいい。C-758はまあまあ便利だけど一周が長いから名駅と栄の往復だけならSRTに任せて、矢場町や大須とその周辺へ早く行きたいなら地下鉄+歩き、多少時間がかかってもピンポイントで迷わず行きたいならC-758と役割分担はありか。
今後増発やルートの拡大があれば使い勝手も良くなるかもしれない。しかし、だったら普通のバスを走らせるってのではダメなのか?最新鋭設備はいいけど、つながってる以外ではメリットはあまり感じない。強いて言えば運転手がひとりで実質2台分担当できることだが、現状ではまだバス停で係員が対応しないとだめな部分があるので、トータルで人手不足解消とはいかないかも。それにそもそも、他の路線や周辺までSRTである必要はあるのか?
さらに、名駅と栄は名古屋の2大都心ではあるものの必ずしも往復するとは限らないし、名駅だけ行きたいならJRか名鉄で(新幹線やあおなみ線、近鉄も?)やってきて終了、栄なら金山から名城線を使った方が合理的。名古屋の北、東側から来るなら、名鉄→地下鉄乗り入れで名駅や金山に寄らないルートもある。まあ、逆にそこから名駅へってときはSRTもありだが……。他にもいくつかルートはありそうだが、総覧したいわけじゃないし、話が飛ぶので割愛。
結局、名駅と栄を往復させることこそが強引な目的であり、珍しさ込みのSRTとゆう手段はこじつけでしかないのでは?