「なんで海外で日本の路線バスが!?」20年走ってもまだまだ現役 地球の裏側で送る“第2の人生” 世界が惚れ込む“日本クオリティ”の正体とは
海外を旅すると、日本で見た“あのバス”に出会うことが往々にしてあるようです。なぜ日本の中古バスと、地球の裏側で出会えるのでしょうか。
“行先表示は日本語”で走るバス
ミャンマーの街角でよく見かけるバス。そんな中ですれ違ったバスの一台に驚かされました。なんと日本の社名がそのまま書かれていて、行先表示も日本語のまま。日本人旅行者の目を釘付けにする風景は、かつて現地でよく見られていました。
日本国内のバスの寿命は、事業者や路線によって差があるものの、使用歴は長いものでも15〜20年ほど。その後は代替されるケースが少なくありません。引退を迎えたバス車両のうちの一部が、中古バスとして海外へ輸出されています。
ジェトロ(日本貿易振興機構)が2025年に発表した財務省貿易統計に基づく分析によれば、2024年の日本の自動車輸出のうちバス・トラックの輸出台数は、アラブ首長国連邦(UAE)が約6万1800台で世界1位です。その後はサウジアラビアが4位、南アフリカが5位、ナイジェリアが9位と、中東・アフリカ向けの輸出が目立ちます。
かつてはミャンマー・ヤンゴンでも、日本の中古バスがそのままの塗装で走る姿が名物となっていました。神奈川中央交通や江ノ電バスなどで使われていた中古バスが、日本のバス会社の塗装や社名を残したまま、現地の人々の足として毎日走っていたのです。
では、なぜ日本の中古バスは、これほど世界から“ラブコール”を贈られるのでしょうか。





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