次世代の「風船爆弾」でロシア軍を攻撃!? 発射実験を開始へ! 古来からの戦法 しかし搭載された“爆薬”は自律式の高性能?

ウクライナ政府の公式サイトである「ユナイテッド24」は2026年5月21日、高高度を航行できる気球にドローンを搭載した状態での発進実験の動画を公開しました。

従来の自爆ドローンの射程を二倍に?

 ウクライナ政府の公式サイトである「ユナイテッド24」は2026年5月21日、高高度を航行できる気球にドローンを搭載した状態での発進実験の動画を公開しました。

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ウクライナとアメリカが共同開発した自爆ドローン「ホーネット」(画像:アメリカ陸軍)

 この気球は、高度8000m前後の空域を航行できる航空気球で、ウクライナとアメリカが共同開発した自爆ドローン「ホーネット」を吊り下げる形で実験が実施されました。

 実際に行われた実験では、気球が約42kmを飛行した後にドローンを切り離し、切り離されたドローンはそのまま飛行態勢に入り、標的に到達したとのことです。

 この方法を採用したことで、「ホーネット」はバッテリー全体のわずか5%程度しか使用しなかったとされています。ホーネットの航続距離はもともと長く、100〜150kmといわれていますが、この航空気球との共同運用を行った場合、航続距離を1.5〜2倍に伸ばせる可能性があると、ウクライナ国内メディアは報じています。

 なお、航空気球の移動手段としては偏西風が活用されたとの報道もあります。切り離された自爆ドローンについては、オペレーターによる細かな指示を必要とせず、自律飛行によって目標を攻撃します。気球で浮かせ、偏西風に乗せて爆発物を遠方へ運ぶという戦法は、かつて第二次世界大戦中に旧日本軍が考案した風船爆弾を想起させるものがあります。

【画像】既視感がある原因? 旧日本軍が開発した風船爆弾

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