定期便ゼロの佐渡空港に「約12年ぶりの旅客便」降臨 なぜ“歴史的チャーター”敢行? ”激短”滑走路のカベ越えトキエアが実現

2026年5月28日、新潟の佐渡島にある佐渡空港に「12年ぶり」の旅客便が降り立ちました。運航を行ったのは、新潟空港を拠点とする新興航空会社「トキエア」。同社はこのフライトを「歴史的チャーター(貸切便)」と紹介しています。

12年ぶりの空路復活!

 2026年5月28日午前11時40分ごろ、新潟の佐渡島にある佐渡空港に「12年ぶり」の旅客便が降り立ちました。運航を行ったのは、新潟空港を拠点とする新興航空会社「トキエア」。同社はこのフライトを「歴史的チャーター(貸切便)」と紹介しています。なぜこの便の運航が行われたのでしょうか。

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佐渡空港に到着したトキエア機(2026年5月28日、乗りものニュース編集部撮影)。

 佐渡空港へは過去に、新日本航空が新潟を結ぶ定期便を運航していましたが、2014年4月をもって運休に。ここにトキエアが旅客便を運航したというわけです。なお同社は2026年5月現在、新潟空港から札幌丘珠、中部線などを運航していますが、将来的に佐渡空港への就航を計画しており、これが”目玉路線”となる予定です。同社は今回の運航を、佐渡と本土を結ぶ新たな空の移動価値の創出に向けた第一歩であり、再び佐渡が「空で訪れることのできる島」になることを目指すとしています。

 今回の旅客便は旅行代理店などを関係者を乗せて行われたもので、約20人を乗せ神戸空港から佐渡へとやってきました。なお同社によると、この運航を検証したのち、2026年秋には一般利用者向け旅行商品として佐渡チャーター商品の展開を予定しているとのことです。

「我々も初めての佐渡着陸でしたので無事着陸できて皆様にも喜んでいただき、本当によかったです。この佐渡線で一番の課題だったのは、佐渡空港の890mの滑走路にどういう形で着陸させるかということで、非常に議論を重ねてまいりました。飛行機を飛ばす際、飛行機が降りるところはほんの一瞬ですが、その裏側では大勢の皆様が、我々の社員も含めて頑張っています。(佐渡線について)今後は次のチャーター、さらには定期便化といったところを目指していきたいと思っています。」(トキエア長谷川政樹社長)

【写真】えっ…これが12年ぶりに旅客便降臨「佐渡空港」驚きの様子です

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