“コール”はナシ!? なのに“マシ文化”は完全再現!?シンガポールで「二郎系」食べてみたら意外すぎた件

海外旅行では現地グルメが定番ですが、シンガポールで行列ができていたのは“二郎系ラーメン”でした。山盛りのモヤシやニンニク増量といった「マシ文化」まで浸透している、現地の人気店を取材しました。

マシマシも再現!? 日本のラーメン文化が海外で独自進化

 驚かされたのは、その味だけではありません。ブラザーズラーメンでは、ニンニクや麺量、各種トッピングの追加といった、いわゆる「マシ文化」に相当するカスタマイズが可能です。

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ブラザーズラーメンのロゴ。「兄」の漢字をモチーフにしたロゴが特徴(布留川 司撮影)。

 もっとも、日本のラーメン二郎で見られるような独特の“コール”はありません。追加トッピングや増量メニューは券売機で選択する方式で、初めて訪れる人でも分かりやすく注文できるようになっています。日本の文化を取り入れながらも、シンガポールらしい合理的なシステムへと置き換えられているのです。

 行列の管理も徹底されています。店頭には大きな注意書きが掲示されており、5人以上のグループは全員が揃ってから並ぶことを義務付けています。途中合流は認められず、違反した場合は最後尾へ並び直し。人気店ならではのルールですが、日本の有名ラーメン店を思わせる光景でした。

 さらに配膳もセルフサービス方式を採用しています。注文後、出来上がったラーメンの番号が表示されたら、自らカウンターへ取りに行く仕組みです。

 筆者もせっかくなので、麺やトッピングを増量した“二郎盛り”仕様のMegamenを注文してみました。すると受け取りの段階で、周囲の客から思わぬ視線が集まります。巨大な丼を抱えて席へ向かうと、何人もの地元客がこちらを振り返り、二度見どころか三度見する人まで現れる始末。山のように積み上がったモヤシと極太麺は、現地でもかなりのインパクトがあるようです。

 日本では珍しくない光景かもしれませんが、店内を横切りながら山盛りラーメンを運ぶのは少々気恥ずかしい体験でした。それでも周囲の視線を集めるだけの迫力と食べ応えがあり、この店がシンガポールで高い人気を集めている理由を実感できる一杯だったのです。

【画像】シンガポールの「二郎系」ラーメンを見る

Writer:

雑誌編集者を経て現在はフリーのライター・カメラマンとして活躍。最近のおもな活動は国内外の軍事関係で、海外軍事系イベントや国内の自衛隊を精力的に取材。雑誌への記事寄稿やDVDでドキュメンタリー映像作品を発表している。 公式:https://twitter.com/wolfwork_info

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