21世紀の「コンコルドスキー」爆誕!? かつての製造元が「研究が進められている」と明言 未来の超音速機の能力とは?

ロシアの国営メディアであるタス通信は2026年6月3日、ユナイテッド・エアクラフト・コーポレーション(UAC)が超音速旅客機を開発中であると報じました。

ただの超音速旅客機ではない?

 ロシアの国営メディアであるタス通信は2026年6月3日、ユナイテッド・エアクラフト・コーポレーション(UAC)が超音速旅客機を開発中であると報じました。

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ジンスハイム自動車・技術博物館に展示されている「Tu-144(乗りものニュース編集部撮影)

 この話は、UACのヴァディム・バデハCEOがタス通信に語った内容によるもので、「この研究はジュコフスキー研究所で進められており、私たちも積極的に支援しています。このプロジェクトはもはや机上の検討段階にとどまらず、実際の機体開発に移っています。現在、そのような航空機の試作機が開発中であり、私たちはこの取り組みを成功裏に完了できると考えています」と述べました。

 かなり具体的な機体構想があるようで、主な需要は現在ビジネスクラスやファーストクラスを利用している乗客から生まれると見込まれています。将来的には、保有機数が数十機規模に達することを想定しているようです。

 この機体は、超音速飛行を実現しながら、ソニックブーム(衝撃波音)を低減し、空港周辺での騒音も抑えることを目指して設計される構想です。すでに関連技術の特許も取得しているようです。ソニックブームを抑制する技術については、NASAの静音超音速実験機「X-59」や、ブーム・オーバーチュアの超音速旅客機などで研究が進められており、アメリカではすでに実機による試験飛行も行われています。

 なお、UAC傘下のツポレフは、燃費が悪く搭乗可能人数も限られることから経済的な採算が取れず、約7か月で運用を終えたものの、超音速旅客機「Tu-144」を1968年12月31日に初飛行させています。

 Tu-144は、尖った機首とデルタ翼を備えた機体で、機首左右に「カナード」と呼ばれる折り畳み式の先翼を装備していることを除けば、「コンコルド」とよく似た外観をしていました。そのため、「コンコルドスキー」というあだ名で呼ばれたこともあります。

 ただし、同機の初飛行は実はコンコルドよりも早く、航空ショーでの墜落事故がなければ、コンコルドより先に就役していたともいわれています。

【画像】こういう感じ!? コンコルドにソックリなコンコルドスキーの内部(画像)

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コメント

1件のコメント

  1. 1970〜80年代にパリのエアショーで失速して

    墜落事故を起こしてソ連のSST旅客機の開発は

    終わった筈だがロシアはまたやる気なのかね?

    一説には主翼の前に付けたカナード翼が墜落

    原因と言われ、ショーの会場で飛行姿勢を観て

    いた観客の内、事情に詳しい人々は一斉に

    「やった」と叫んだそうだ。

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