「これが国道!?」まるで三途の川をゆく関東屈指の“酷道”を走ってみた! 地獄を抜けたら「天国みたいな名前」に!?
埼玉から一部群馬を経由して長野の茅野に至る国道299号。埼玉・群馬県側には一部、関東屈指の「酷道」もありますが、長野県側は「メルヘン街道」という名もあります。その実態を走って確かめました。
梅雨入り発表の翌日 国道299号を目指す
関東甲信越地方の梅雨入りが発表された2026年6月7日の翌日午前、筆者は国道299号を使って埼玉から長野へとクルマでアクセスすることにしました。
国道299号は埼玉県入間市から、一部群馬を経由して、長野県茅野市までを東西に結ぶ国道です。埼玉県側は西武秩父線に並行する国道として、秩父への主要なアクセス路の一つとなっていますが、地図上で見ると「埼玉⇔長野」の一般道としては最短のように見えるルートではあります。
梅雨入り翌日でもあり、天気予報は雨。ジトジトする中、まずは秩父側にアクセスし、ここから国道299号を長野までロングドライブします。
秩父の市街地を抜けると、次第に民家は少なくなっていき、やがて対面通行なのにセンターラインがなくなり、カーブが続きます。そして、どんどん坂を登っていき数キロほどで険しい山の中へ。道路の脇は急な崖が続き、霧模様と相まって割と早い段階で恐ろしい景色になってきました。
微かに射す光を頼りに、霧と鬱蒼の中を進む「三途の川」感
国道299号の脇道などには通行止め区間もある一方、筆者以外のクルマはなく人影もありません。微かに射す光を頼りに、霧模様と鬱蒼とした山林の中を少しずつ前進すると、「三途の川」感を感じて、これまた恐ろしい気持ちになってきます。
さらに秩父側の河原沢(小鹿野町)を抜けると、一気に酷道の様相に。センターラインのない狭い対面通行道で、急なカーブが続きます。これが群馬との県境の志賀坂峠です。
群馬県神流町で国道462号と合流し(重複区間)、上野村を通過します。地図だけを見れば、民家や自動車修理工場などもある集落のようなエリアに見えながらも、筆者が通過したとき人影は全くありませんでした。霧のこともあり、早く酷道を抜け出したい衝動にかられてアクセルを踏みますが、数キロ走ると、またひどい酷道が見えてきてゾッとしました。





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