台湾海峡を抜け東京へ! オランダ海軍の強力フリゲート「デ・ロイテル」が日本初寄港で示した“覚悟”
2026年6月、オランダ海軍フリゲート「デ・ロイテル」が東京に初寄港しました。台湾海峡を通過して極東へ姿を現した同艦、欧州の海軍がインド太平洋へ展開する狙いを探ります。
トマホークも搭載予定! 強力な武装と海軍の誇り
「オランダはNATO(北大西洋条約機構)の構成国の1つだ。海上自衛隊との共同訓練も行うことになるが、今後、日本とオランダが協力を行っていくうえで、相互運用性や連携の重要性を見つけていくことが大事だと思っている」(リーブレフス司令官)
「デ・ロイテル」は前甲板に40セルのVLS(垂直発射システム)を備え、スタンダード・ミサイル「SM-2ブロックIIIA」や「RIM-162発展型シースパロー(ESSM)」を発射できます。また、同艦は2025年3月にオランダの海軍艦艇として初めて巡航ミサイル「トマホーク」の発射試験に成功。同国は170発以上の「トマホーク」を取得する計画で、ゆくゆくはデ・ゼーヴェン・プロヴィンシェン級4隻全てが運用可能になる予定です。
このほか対艦ミサイル「ハープーン」の4連装発射機2基や、敵の水上艦艇と潜水艦の両方を無力化できるMk46魚雷の発射管を搭載。主砲として艦首に 127mm単装速射砲1基、近接防御用に30mmガトリング砲「ゴールキーパー」を1基、備えています。ヘリコプターの運用能力も付与されており、東京寄港時にはNHインダストリーズが開発した多用途ヘリコプターNH90が搭載されていました。
艦名の「デ・ロイテル」は英蘭戦争で大きな功績をあげた海軍軍人のミヒール・デ・ロイテル提督が由来。オランダ海軍では代々、「デ・ロイテル」の名前が新型艦に受け継がれており、その人気の高さが伺えます。





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