ウクライナ国産の“グライダー爆弾” ロシアの前線基地の攻撃に初使用される「防空網の外から攻撃」

ウクライナ政府の公式サイトである「ユナイテッド24」は2026年6月24日、同国で開発された誘導航空爆弾が前線基地への攻撃に成功したと発表しました。

国産の滑空爆弾での攻撃を実施

 ウクライナ政府の公式サイトである「ユナイテッド24」は2026年6月24日、同国で開発された誘導航空爆弾が前線基地への攻撃に成功したと発表しました。

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滑空爆弾「ヴィリヴニュヴァチ」が搭載可能な機体であるMiG-29戦闘機(画像:ウクライナ空軍)

 使用された滑空爆弾は「Vyrivnyuvach(ヴィリヴニュヴァチ)」と呼ばれるウクライナ国内で開発・製造されたもので、MiG-29戦闘機から投下されたとのことです。

 ウクライナ国内で開発・製造された「ヴィリヴニュヴァチ」は2026年5月に投下実験が実施されており、その際にミハイロ・フェドロフ国防相は「まもなく国産の滑空爆弾が敵の目標を攻撃する」と発表していました。弾頭重量は250kgで、最大射程は約60kmとされています。

 滑空爆弾に関しては、ロシア軍が旧ソ連時代の通常爆弾に「UMPK(誘導・滑空統合モジュール)」と呼ばれる翼とGPS/GLONASS誘導装置付きのキットを装着したものを多用しており、主にSu-24やSu-34に搭載し、ウクライナ軍の防空網の外から投下して攻撃しています。

 一方、ウクライナ側もアメリカから供与されたGBU-39やJDAM-ER、フランスから供与されたAASMといった滑空爆弾を使用してきましたが、ロシア軍に比べて数量が少ないという課題を抱えていました。今回、国産の滑空爆弾の運用が開始されたことで、同兵器をより安定的に確保できる可能性が高まると考えられます。

【画像】以前にウクライナ空軍が使用した滑空爆弾キット

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