山陰道の「2000m級トンネル」が30日に貫通へ! 「最も遅れている県」で新区間の開通へはずみ
山陰西部国道事務所が、山陰道の一部として整備中の「木与防災」で最も長い「木与第1トンネル」がまもなく貫通すると発表しました。
3つのトンネルで山を貫く「木与防災」
山陰道の一部として山口県内で整備が進められている「木与防災」で、最も長い「木与第1トンネル」が間もなく貫通を迎えます。山陰西部国道事務所は2026年6月30日(火)に、トンネルの貫通式を開催する予定です。
山陰3県の日本海沿い約380kmを結ぶ山陰道。鳥取と島根はほとんどの区間が開通済みですが、山口県内は2026年4月時点で開通区間が計20km、事業中区間が計43kmという状況です。このほか調査中となっている区間も多く残されています。
このうち、阿武町内(木与~宇田)の5.1kmを結ぶ区間として整備されているのが木与防災です。現道である日本海沿いの国道191号が地すべりや落石の危険性があり、また異常気象時の通行規制区間も存在することから、防災事業として現道や山陰本線より内陸側を走るバイパスとして計画されています。起終点にはそれぞれ、国道191号に接続するランプが整備される見込みです。
また、木与防災は山地を3つのトンネルで貫く計画ですが、なかでも最も長いのが木与第1トンネル(仮称)で、延長は1972m。トンネルは、東(益田市側)から西(下関市側)へ向けて掘削が進められてきましたが、このほど貫通を迎えます。
なお中国地方整備局によると、木与防災の事業進捗率(事業費ベース)は、2026年4月の時点で約62%とのことです。





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