「日本初の立体交差駅」前に“ラウンドアバウト”出現! 130年前の迷宮駅「全面高架化」からの駅前大改造、いよいよ終盤!

九州屈指の歴史をもつターミナル駅前に新設された「ラウンドアバウト」が開通します。

まるで鉄道ラビリンスだった「折尾」、こんどはラウンドアバウト

 北九州市は2026年7月16日、折尾駅南側の駅前広場に通じる「ラウンドアバウト(円形交差点)」形状の新交差点の供用、ならびに駅前広場への一般車とタクシーの乗り入れを7月28日から開始すると発表しました。130年以上の歴史を持つ駅と周辺の大改造がいよいよ終盤です。

Large 20260719 01
折尾駅南側に残る旧西鉄北九州線のレンガアーチ高架橋。ラウンドアバウトはこの至近にできる(乗りものニュース編集部撮影)

 折尾駅はもともと、南北に延びる筑豊本線(福北ゆたか線・若松線)と、高架で東西に延びる鹿児島本線が立体交差し、地上と高架にそれぞれのホームがあったほか、駅南側には筑豊本線の飯塚方面と鹿児島本線の小倉方面をつなぐ短絡線が駅南側の地上を通っており、この短絡線上にも駅舎とホームがありました。立体交差は1895年に完成し「日本初の立体交差駅」とされますが、まるで迷路のように複雑な構造の駅でもありました。

 これらを「全面的な高架駅」にすべく改良工事が行われ、2017年以降、各線が順次、高架線に移転。地上の短絡線も2022年に廃止され、以後、線路を撤去して駅前広場の整備が進められてきました。

 新たなラウンドアバウトは、駅南側の都市計画道路の交差点に設置。ただし今回は実質「丁字路」として供用され、ここから川を渡って線路の西側へと通じる都市計画道路は11月末に通行可能となる見込みです。

 なお、折尾駅に乗り入れていたのはJR線だけではありません。2000年の廃止までは西鉄の路面電車「北九州線」の終着駅でもありました。同駅も土地区画整理で消えましたが、筑豊本線の短絡線をまたいでいた大正時代のレンガ造りのアーチ高架橋が一部現存しており、新設のラウンドアバウトにも至近です。

【ここか!】これが「折尾駅のラウンドアバウト」と、迷路みたいだった頃です!(地図/写真)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. イラン海軍の潜水艦が「撃破される瞬間」捉えた映像が公開 3隻の無人ボートが基地を急襲 “米軍史上初”の攻撃
  2. ロシア軍の攻撃ヘリが「飛行中に急襲される瞬間」捉えた映像が公開 背後から「刺客」が忍び寄る
  3. 「最新鋭旅客機」が駐機中に突如“崩れ落ちる”! 前脚が折れ機首が激突…「衝撃の瞬間」なぜ発生? 背景が明らかに
  4. 首都高の「高級外車」がトンネル内で大炎上! “火だるまになる”恐怖の一部始終を捉えた映像が公開 ドライバーに批判も
  5. 惨劇なぜ? 旅客機の客室窓が“上空で木っ端みじん” 「乗客の体が吸い出された」戦慄の様子が公開される
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  3. 海自の潜水艦が発射した魚雷が「揚陸艦へ突進」 雷跡を上空から捉えた珍しい写真が公開される
  4. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号