全席指定・平日昼の「総武特急」どのくらい乗ってる? 使って分かった車両の強みと座り心地

東京~佐倉・成東・銚子間を結ぶ特急「しおさい」は、首都圏のJR特急では最後まで自由席を設定していましたが、2024年に全車指定席、かつ1往復を除きE259系電車に変わりました。どのような利用をされているのでしょうか。

複線区間に入りスピードアップ

 12時35分、飯岡。窓から眺める限りでは乗車は見られません。連続停車で12時38分、旭。1人がグリーン車に乗車しました。1駅だけ通過して12時47分、八日市場。また1駅だけ通過して12時54分、横芝とこまめに停車していきます。横芝では男性客がグリーン車に乗車します。

 また1駅通過して13時3分、成東。ホームに利用客の待機列が見え、ホッとします。また1通過して13時15分、八街。ここでも1人がグリーン車に乗車しますが、車掌に声を掛けられ車内で指定券を購入していました。

 列車は特急とはいえ、いわば「隔駅」停車であり、それほど速度は上がりません。総武本線は緑が多い車窓です。13時25分の佐倉では、乗客がそれなりにいました。成田線と合流して特急「成田エクスプレス」が行き交う複線区間となり、速度が上がり始めます。

 13時37分、千葉。近距離でも特急利用客がいるようで、乗車列が見えました。ここから先の乗車は少ないでしょうから、車内をもう一度見てみます。1号車19人、2号車24人、3号車22人、4号車25人、5号車18人で普通車108人(乗車率41.2%)、6号車グリーン車は5人(同17.9%)でした。

 13時49分の船橋、14時1分の錦糸町でグリーン車に動きはなく、定刻の14時7分に終点の東京に到着しました。

 車内では、電源コンセントや、空港特急向け装備だった大型荷物置き場が使われているようです。高速バスと比べると所要時間ではそれほど差はありませんが、これらの設備が強みと感じました。

【総武本線走破】特急「しおさい」の旅を見る(写真)

Writer:

ゲーム雑誌でゲームデザインをした経験を活かして、鉄道会社のキャラクター企画に携わるうちに、乗りものや歴史、ミリタリーの記事も書くようになった乗りものライター。著書『日本全国2万3997.8キロイラストルポ乗り歩き』など、イラスト多めで、一般人にもわかりやすい乗りもの本が持ち味。

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