ナゴヤとトヨタを結ぶ大動脈「4車線じゃ足りない!」 完成形の6車線化へ向け“優先区間”選定へ 国道153号「豊田西バイパス」
中部地方整備局が2026年度第1回目となる事業評価監視委員会を開催。このなかで、愛知県の名古屋市から豊田市を結ぶ国道153号「豊田西バイパス」の整備進捗が共有され、事業継続が承認されました。
完成6車線化を目指す「豊田西バイパス」
国土交通省 中部地方整備局は2026年6月、本年度第1回目となる事業評価監視委員会を開催しました。このなかで、愛知県の名古屋市から豊田市を結ぶ国道153号「豊田西バイパス」の整備進捗も共有され、事業継続が承認されています。
豊田西バイパスは、名古屋市天白区から豊田市東新町に至る延長13.3kmの国道153号バイパスです。現在は県道豊田東郷線となっている現道に並行するようなルートで1967年度に事業化され、2006年度までに全線が暫定4車線で開通しています。また2014年1月には、トヨタ元町工場にほど近い東新町交差点の渋滞緩和策として、交差点を高架でオーバーパスする東新立体(東新高架橋)が開通しています。
名古屋の都市圏と、自動車産業の拠点が集積する豊田市を結ぶモノづくりの大動脈といえる路線である一方、豊田西バイパスにおける交通需要は年々増加傾向にあり、平日朝夕のラッシュ時だけでなく休日も激しい渋滞が発生しているほか、死傷事故率の高い区間が多数存在するなどの課題も抱えています。
こうした状況を解決するため、バイパス全線を完成形である6車線にする事業が進められています。2022年12月には、みよし市内にある福田橋南交差点で右折車線の延伸や左折車線の新設などの混雑対策が実施されているほか、現在は渋滞対策について関係機関と検討を進めつつ、優先整備区間の選定や設計を進めているとのことです。
本事業の用地取得はすでに100%完了していますが、今回の委員会では前回(2021年度)の評価時から事業費が11億円増額、全体事業費が327億円となる見通しも示されました。費用ベースでの事業進捗率は前回から約1%アップの約86%(2025年度末時点)となっています。なお、中部地方整備局は資料の一部内容について、今後修正の可能性があるとしています。





コメント