拳銃構えた黒づくめ集団まで登場!「海自最大の護衛艦」に世界の若手士官が集結! じつは数十年先を見越した自衛隊の深~い狙いあり
護衛艦「かが」に太平洋諸国の若手士官・法執行官が乗艦、約一週間の交流プログラムを実施。単なる友好親善が目的ではなく、長期的な連携強化の狙いがあるようです。
大きな「かが」格納庫を使い文化交流イベントを開催
2026年7月2日から10日まで、海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「かが」に15カ国の若手海軍士官・海上法執行官が乗艦し、さまざまなプログラムを通して日本との交流を深め、相互理解を図りました。
海上自衛隊では2017年から「インド太平洋方面派遣(IPD)」を開始し、毎年、複数の艦艇・航空機部隊をインド太平洋に派遣しています。2026年の「IPD26」は4月13日から9月16日の期間で実施されており、「かが」は護衛艦「ふゆづき」、補給艦「ましゅう」とともに第2水上部隊を構成し、任務にあたりました(同部隊はすでに帰国済み)。
IPDでは複数の多国間演習などに参加するほか、ASEANや太平洋島嶼国(とうしょこく)との相互理解・人的ネットワーク構築の促進を目的として「乗艦協力プログラム(Ship Rider Cooperation Program:SRCP)」が開催されています。
これは各国の海軍士官や海上法執行官を日本の護衛艦に招き、海洋法や海洋安全保障に関するセミナー、訓練見学、文化交流を実施するものです。多くの人数を受け入れてさまざまなイベントを行う都合上、大型の護衛艦が選ばれており、2024年には「いずも」、2025年には「いせ」で開催されました。
海上自衛隊がSNSに投稿した動画では、拳銃を構えた隊員たちが不審者を制圧・拘束する緊迫感あふれる訓練展示が公開されたほか、広い「かが」の格納庫を使い、手巻き寿司や和太鼓、けん玉、書道などを通して日本とASEAN・太平洋諸国の若手幹部が和やかに交流する様子も紹介されていました。
SRCPは単なる招待イベントではありません。将来、それぞれの国の安全保障を担うであろう若者たちとの交流を深めることで、日本との永続的な関係強化を図るものであり、まさに長期的な視点に立ったプログラムと言えます。




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