JR東日本の旗艦「四季島」登場、その特徴とは? 車両、客室、旅、そして登場の目的(写真40枚)
「四季島」の旅程、料金は? 青函トンネルを越えて北の大地へも
「『TRAIN SUITE 四季島』では、日本の豊かで美しい自然を、また地域に根ざした産業や日々の暮らしに息づく文化を、列車ならではの『豊かな時間と空間の移ろい』のなかで、さまざまに楽しむ旅を提案してまいります」(JR東日本)
2017年4月末日現在、決定している「四季島」の旅程と料金は以下のとおりです(JR東日本グループのびゅうトラベルサービス販売分)。料金は2名1室利用時の1名分。2017年5月1日(月)の運行開始は「3泊4日コース」です。
3泊4日コース(春~秋)
1日目:上野~日光(観光)~《車中泊》~
2日目:~函館(観光)~伊達紋別・登別《ニセコや登別の温泉で宿泊》
3日目:東室蘭・洞爺~新函館北斗…(「縄文コース」「五能線コース」のどちらかを選択)…弘前~《車中泊》~
4日目:~鶴岡・あつみ温泉(観光)~新津…(観光)…東三条~上野
【料金】「四季島スイート」95万円、「デラックススイート」90万円、「スイート」75万円から77万円
1泊2日コース(春~秋)
1日目:上野~塩山(観光)~姨捨(観光)~《車中泊》~
2日目:~会津若松(観光)~上野
【料金】「四季島スイート」45万円、「デラックススイート」40万円、「スイート」32万円
2泊3日コース(冬)
1日目:上野~白石…(観光)…松島~《車中泊》~
2日目:~青森・弘前…(「五所川原コース」「弘前コース」のどちらかを選択)…青森~一ノ関(観光)~《車中泊》~
3日目:~鳴子温泉(観光)~上野
【料金】「四季島スイート」70万円、「デラックススイート」65万円、「スイート」50万円
「東日本の旬コース」夏の2泊3日コース
1日目:上野~湯沢(西馬音内盆踊り)~《車中泊》~
2日目:~八戸…(レストラン列車「TOHOKU EMOTION」貸し切り)…八戸~鳴子温泉(観光)~《車中泊》~
3日目:~一ノ関(観光)~上野
【料金】「四季島スイート」90万円、「デラックススイート」85万円、「スイート」70万円
「東日本の旬コース」年末年始コース
1日目:上野~熱海(観光)~横須賀(カウントダウン)
2日目:横須賀~《車中泊》~和田浦(初日の出)~鹿島神宮(観光)~上野
【料金】「四季島スイート」65万円、「デラックススイート」60万円、「スイート」45万円
「東日本の旬コース」春の2泊3日コース
1日目:上野~酒田(ひな祭り)~《車中泊》~
2日目:~花巻…(「SL銀河」乗車)…花巻~《車中泊》~
3日目:~那須塩原(観光)~結城(観光)~上野
【料金】「四季島スイート」90万円、「デラックススイート」85万円、「スイート」70万円
参加は中学生からOK ドレスコードあり
ツアー参加には「出発時に中学生以上」という条件があります。コースによっては、1室1名での参加も可能です。また車内の共用スペース、各地での食事の際は、男性が襟付きのシャツにスラックスなど、女性がブラウスにスカート、スラックスまたはワンピースなどといったドレスコードがあります。
なお、“第1期”となる2017年5・6月出発分は募集件数187に対し、応募件数は1234。平均倍率は6.6倍でした。最も倍率が高かったコース、客室は運行初日、5月1日(月)出発の「3泊4日コース(春~秋)」における最上級客室「四季島スイート」の76倍です。
旅行中に函館と札幌で見た。
ホテルのロビーや美術館を思わせる車内は、『瑞風』とは対照的な印象を受けた。
でも私には縁のない列車。
乗車できる資金はあっても、ドレスコードがある時点で自分には身分不相応。
やはりクルーズトレインには、品のある方が乗車されるのが望ましいと思います。