「一度降りて給油」の社会実験、1年間延長 東海北陸道の福光IC

東海北陸道の福光ICで実施されている「路外給油サービス社会実験」の期間が、2018年7月14日まで延長されます。

ETC車限定

 NEXCO中日本は2017年7月10日(月)、東海北陸道の福光IC(富山県南砺市)で行っている「路外給油サービス社会実験」の期間を1年間延長すると発表しました。

 当初は今年の7月14日(金)まででしたが、2018年7月14日(土)まで延長されます。

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東海北陸道のひるがの高原SAと北陸道の有磯海SAのあいだは、およそ150kmにわたりガソリンスタンドがない(画像:NEXCO中日本)。

「路外給油サービス」は、指定のICから一時流出し、周辺にある高速道路外の指定ガソリンスタンドで給油し、再び高速道路に戻っても、通行料金を目的地まで連続して走った場合と同額に調整するというものです。

 東海北陸道のひるがの高原SA(岐阜県郡上市)と北陸道の有磯海SA(富山県滑川市、魚津市)のあいだは、およそ150kmにわたりガソリンスタンドがありません。NEXCO中日本ではこれまで、燃料切れ対策として、東海北陸道の城端SA(富山県南砺市)で緊急対応としてガソリン缶を販売してきましたが、燃料切れの不安解消や利便性向上のため、2016年7月から「路外給油サービス社会実験」を実施しています。

 対象はETC車です。福光ICの近くにある次のいずれかのガソリンスタンドで給油し、1時間以内に福光ICから東海北陸道に戻る必要があります。

・昭和シェル石油 城端SS:年中無休、7時~22時営業
・ENEOS 金田城端SS:年中無休、7時~20時(日曜・祝日8時~18時)営業

 給油の際にはガソリンスタンドのスタッフに「高速道路からの一時流出」である旨を伝え、ガソリンスタンドの事務室内にあるインターホンでETCカードの確認手続きをします。また、福光ICでは、最初の進行方向と同じ方向に進入する必要があります。

【了】

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コメント

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4件のコメント

  1. 大渋滞で指定時間内に戻れなかったら、どうなるんだろうか。

    • 貴方の思考が正常、先を照らせぬような昼行灯的な考えが社会実験の発想、

  2. ETCなら、福光ICでの一時流出・同方向復帰は無条件で料金調整するとかはいかんのでしょうか?
    給油目的以外の不正利用者がたくさんいるとも思えませんが。

    あと、差額調整しない、ってのはやっぱり許されないのでしょうか
    この先150kmGSなし、福光ICの近くには高速おりればあるよ。
    の案内だけではだめなのかな。
    そこでの給油を回避できずに高速料金増えるのは利用者の責任、で。

  3. こういう事をするなら普通に飛騨白川PAに給油所あった方が良い。
    飛騨白川PAなら給油所の距離が適正距離だし、飛騨清見ICまで4車線化したら北陸道の車はこちらに流れる。
    飛騨白川PAに商業施設や給油所があれば問題なし。
    ついでに採算が取れなければ首都高でよくある奴の自販機コンビニやセルフ式給油所で大丈夫だ。