滑走路の端の数字のナゾ 「羽田の34L」が意味するものとは?
より多数の滑走路を抱える世界有数の巨大空港の場合は…?
滑走路に振られるアルファベットは、かなり少数ながら「C」もあります。
3本の滑走路がほぼ平行する場合に用いられ、Centerの「C」を意味し、日本の空港にはありません。アメリカのシカゴ・オヘア国際空港、シカゴ・ミッドウェー国際空港やシアトル・タコマ国際空港など、世界でも有数の大空港で見ることができます。たとえばシカゴ・オヘア国際空港には全部で8本もの滑走路があり、10(ほぼ東)/28(ほぼ西)方向にある3本が、10L/28R、10C/28C、10R/28Lとなっています。
ちなみに、航空機は滑走路に書かれたこの数字の上に着陸するわけではありません。基本的には、この数字の先にタッチダウンゾーンが設けられており、その部分に接地します。
この数字は滑走路の端部に書かれているため、前述のように機内から見られるのは、離着陸時のほんのわずかの時間です。離陸のときは飛行機が滑走路の端まで移動しますので、着陸のときよりは見えるチャンスが多くなります。次の搭乗時には是非、見つけてみてください。
【了】
おやっ羽田のB、D滑走路にはL、R表示がつかないのですね。番号が一つでも違うと平行と見なされなくなるわけですか
あのGメン75のオープニングの75は?因みに滑走路ですよね?
皆さんの知識の豊富さには脱帽ですよ、だから楽しい!他の記事へのコメントでは乗り物を利用する1利用者として疑問を投げ掛けても自身の勉強不足が厄してか?間が悪いか?電子器機音痴の自分は足で情報を収集する術しかなく、しかし知識の豊富さは実に羨ましい!
新千歳空港・千歳基地には4本の滑走路が2°/182°で平行に並んでいますが、アルファベットはL・C・Rの3文字しか用意されてないので、36L/18R・36R/18L・01L/19R・01R/19Lのように便宜上10°ずらした番号が与えられています。
Gメン'75やエリア88に登場するのは実際にはあり得ない数字ですね。まぁ、何も考えずに実在する番号を登場させてしまうと「方角が違う」とクレームがつきそうな気もしますが。
まだまだ説明不足ですね。たとえばセントレア(中部国際空港)は36/18 ですが、方位といっても磁気方位なので、地図上の真北と真南を向いているわけではありません。
下総飛行場はほぼ真北を向いていますが、01/19。
記事がおかしいよ。36は、南。18が、北。09は、西。27は、東だよ。
南を起点(00)に時計回りで10度(01)づつ増えます。
あなたの言葉が正しいなら、この記事を書いた航空ライターのkoji kitajima氏は何なんでしょうね。
飛行機の写真を撮るときの必修科目ですね。
航空ファンは、航空無線を聴きながらどちらにお目当ての飛行機が離着陸するかチェックしながら動きます。
横田基地のGoogle Mapsなど複数の衛星画像を見ると滑走路は36(真北)なのですが、どう見ても斜めに映っていて真北には見えません。図法の違い、撮影時のずれかと思い、他の近隣の滑走路と比較してみると厚木基地は01ですが、地図上でどう考えても1度の差以上の方向の違いがあります。なぜでしょう?