宇宙ロケットなぜ空中発射? 専用の巨大飛行機を用意してまで実現する理由とは

航空機に搭載し、空中から発射される宇宙ロケットが存在します。地上から発射できる宇宙ロケットのほうが一般的であるなか、なぜわざわざ空中から発射するのでしょうか。

【写真】爆撃機B-52もかつては母機に

Large 20170924 01
空中発射ロケット「ペガサス」の母機はかつて、爆撃機B-52BをNASAが改造した試験支援機NB-52Bが使用されていた。写真はB-52H(2017年、石津祐介撮影)

この画像の記事を読む

この記事の画像をもっと見る(6枚)

Writer:

専門誌を中心に、航空機の取材、撮影を行うライター、写真家。国内外を問わず世界各地の空港やエアショーなど取材。航空機以外にも野鳥、アウトドア、旅行など幅広いジャンルの取材を行っている。

最新記事

コメント

4件のコメント

  1. 空中発射の主なメリット・

    地上からの発射と比べて初速、高度共にある程度稼いでいるのと、空気抵抗の薄い高度から発射されるため、同一のロケットなら到達高度もしくはペイロード重量が増加する。

    気象に左右されない高度で発射されるため、気象による発射延期が少なくなる。また、搭載ペイロードに対する最適発射点を自由に選択可能。

    空中発射のデメリット

    航空機に搭載する以上、重量、大きさにかなりの制限を受ける。また、ロケット自体の信頼性も高めなければならない。

    飛行中にトラブルがあった場合、地上発射時より大惨事となる可能性も高い。特に離陸中、ないしは打ち上げ中止で着陸するさいに事故が発生した場合は確実に被害が大きくなる。

    また、発射母機にも特殊な改造が必要なため、整備維持費が割高となる。

    なお、空中発射弾道ミサイルの場合、命中率の低下も考えられる。

    以上のメリット、デメリットからすれば、空中発射ロケットはあまり主流にならないのではと思う。

  2. エンジン6発の巨人機というだけで、超燃える!!

    キットかデスクトップモデル出ないかな?

  3. しいてもう一つメリットを挙げるとすれば、赤道付近からも発射できることでしょうか?

    • いや、それは船舶発射も同様。実際衛星打ち上げ専用船もあるし、赤道近くではないが弾道ミサイル原潜から衛星発射した前例もあるし。どっちにしても航空機発射よりは大型大重量のロケット発射可能だし。

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス