「忍の里」に東急電車? 各地で復活する「懐かしの車体色」、そのインパクトとは?

東急の中古車両が走る三重県の伊賀鉄道で、車体のラッピングが外され「東急色」があらわになったところ、鉄道ファンの話題に。かつての車体色を復刻する動きも全国で見られます。その効果とは?

一畑電車ではかつての車体色を「復刻」

 地方の鉄道では、かつての大手私鉄(公営含む)の譲渡車両が数多く走っていますが、その譲渡前の車体色が意図的に再現されている例もあります。

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「京王色」を復刻した一畑電鉄2100系は、元・京王5000系(画像:photolibrary)。

 島根県松江市と出雲市を結ぶ一畑電車では、元・京王電鉄の5000系電車(初代)を2100系として4編成導入していますが、うち1編成で2012(平成24)年から、京王時代のアイボリーホワイトにえんじ色の帯という車体色を再現して運行しています。これについて一畑電車に話を聞きました。

――京王時代の車体色をなぜ再現したのでしょうか?

「話題性が生まれ増収に寄与するのでは」という現場の運転士からのアイデアを受けて実施しました。学生時代に京王沿線に住んでいたという方から、懐かしいという声をいただいています。

――ほかの車両で、譲渡前のオリジナルカラーを復刻した例はあるのでしょうか?

 2017年1月に引退した3000系電車、元・南海電鉄の21000系電車ですが、これも末期には一部編成で緑色のオリジナルカラーを再現しました。「京王色」の再現と同様、現場の運転士によるアイデアです。この車両は当時すでに、当社線と大井川鐵道(静岡県)でしか走っておらず、かつ南海電鉄は関西の私鉄であることから距離的にも近いため、懐かしいとおっしゃる方や、わざわざ写真を撮りに来られる方もいらっしゃいました。

※ ※ ※

 一畑電車では伊賀鉄道と同様、東急1000系電車も導入していますが、こちらには一畑電車のオリジナル車両であるデハニ50形をイメージした、オレンジ色に白帯のフルラッピングが施されています。「1000系の色は公募で決まったもので、今後も変更は考えていません」といい、ほかの車両についても現在のところ、復刻塗装を追加で行う予定はないそうです。

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コメント

3件のコメント

  1. 確かに、ほとんど東急の認知度が低いであろう伊賀鉄道に”東急カラー”が復活しても反応するのはマニアだけだろうなぁ。今までの”忍者ラッピング”が伊賀鉄道のカラーだとばかり思っていた。

  2. 余計なラッピングよりも車体が引き立つと感じるのは私だけでしょうか。

    • でも、そこが伊賀鉄道の『狙い』じゃあないかな?

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